INTERVIEW
KIYA KYOTA

木谷恭太

株式会社つながるCraft 代表取締役 https://kyoutaki.net/

略歴

中京大学体育学部卒業。幼少期からサッカーに明け暮れる毎日、将来の夢はJリーガー。そんな夢も実力的に大学生で打ちのめされ、フィットネストレーナーの道へ就く。新卒で運動指導就職後、4社の営業職と会社役員を経験。2019年にフリーランスの営業・経営サポートに特化した人と人とがつながる営業サービス『つながるCraft』を設立。現在は営業職時代に築いた全国へのネットワークとSNSなどのデジタルを通じて他業種にわたりサービスを展開中。

現在の仕事についた経緯は?

サッカーしかしていない体育会系の人間が、好きなことを通じて就いたスポーツ・フィットネス業界。4社の営業職では全国津々浦々現地訪問いたしました。
そんな中で気付いたのが、世の中が必要としている「地方の方々の活動や制作物などが情報として届いていない」事。デジタルを通じることによって、人を喜ばせたり参考になったり勉強となる活動は無限に広がります。
今までに出会ったフリーランスや中小企業の方々をつないで、より多くの人と人とをつなぎ新しいビジネスを展開していきたいと考えたゆえに起業をしました。業種、職種、活動地区にかかわらず様々なビジネスを展開していきたいと思っています。

仕事へのこだわり

僕がお付き合いさせていただく方々には専門家が多く、寡黙に勉強をして技術を追求する方々が多いです。中小企業でも昔ながらの伝統を守りながら営業を続けている会社も多くあります。時代が変わってくると、伝わり方も変わり、新業態も生まれてバランスが変化します。ちょっと視点を変えて時代に適応した情報発信や運営方法を取り入れるだけで、今までにないより多くの出会いにつながることをたくさん経験してきました。僕はそれを伝えていきたいと思っています。
もともとはサッカーしか知らない体育バカで体を動かすことしか知らない人間でしたが、一回目の転職でアナログである大きな壁にぶつかります。なんとか必死になってPC操作をしながら営業をしていましたが、なかなか遅く限界がありました。そんな中で起爆的に営業活動や成績に変化をくれたのがSNSです。地方出張している時でも、世界中に情報発信やアイデア・営業活動のヒントの共有ができることが『つながるCraft』の原点です。ちょっとの営業・運営活動の変化で新しい世界が広がる喜びを伝えていきたいと考えています。
今の時代は便利で、最低限のPC・スマホ・SNSなどの操作スキルで一気に状況を変えることが可能です。かつてアナログ人間すぎた僕がちょっとしたきっかけで大きく変化できたことを小さなことから伝えていきたい。今は会社となり仲間と一緒に様々なサポート体制を作っています。これから出会う新しい「つながる」に感謝していきたいと思います。

若者へのメッセージ

2000年以降の23年、特にここ5年で世の中は本当に変化しました。このメッセージで1つ絞って伝えるなら「スピード」です。20年前の1年が、今は1日くらいで進んでしまう感覚です。
若者へのメッセージとの事ですが、僕からしたら若者から教わりたい事だらけ。もし伝えるならとにかく早く様々な興味にトライするべき。失敗を恐れず、過去にとらわれず、チャレンジしてほしいなと過去の自分に伝える気持ちで書いています。僕はじめ今の40歳以上の世代はデジタル時代とアナログ時代の両方を経験しています。そんな共存世代とうまくコミュニケーションをとりながら築いていくのが面白いととらえています。今のスピード感にない人情味あるものやじっくりこだわって創り上げる伝統品なんかにも味があります。
新時代を築き上げる中に、ほっこりするような思い出が入っていても面白いです。これから出会う新しい「つながる」大切さを忘れないで進んでほしいと思います。