INTERVIEW
KIMURA YUKI

木村由希

株式会社天体 代表取締役 https://kirari-hoiku.com/

現在の仕事についた経緯

幼少期の頃から「保育園・幼稚園の先生になりたい」という夢を持ち、学校卒業後はその通り幼稚園教諭になったのですが、1年で挫折してしまい、その間に体調も肌もボロボロの状態になってしまいました。
しかし当時たまたま美容サロンに通い始めたことですべてが改善し、肌も体調も良くなることでこんなにも女性は毎日を楽しく過ごせるようになるのかと痛感したことから、そのサロンへそのまま就職、美容業界に8年ほど携わってきました。
その間は、ただ美しくなるというだけでなく、健やかな体やマインドの保ち方、これから母親になられる方の健康な母体作りなど、女性が毎日を生き生きと生きるための基盤をつくるべく奮闘してきました。
美容(健康)と保育が非常に連動していることに気づいたのはそのときです。
つまり真に健全な保育を行うには、そこにダイレクトに関わる母親および保育士達の心と体のケアが不可欠であるということに気づき、「女性が心から輝く」をコンセプトとした保育事業をスタートさせました。

仕事へのこだわり、新人時代からどういう仕事観を築いてきたか

仕事に対する使命感はもちろん持ちつつ、自分自身がワクワクして楽しいなと思える新鮮さを常に持つことがこだわりです。
そうすればどんな環境に置かれたとしても「これからどうなっていれば良いか」と考え楽しんでいくことができますし、仕事の質自体も良くなると感じています。
その根底において大事なのは、やはり健やかな体と精神を保つことです。
女性は特にホルモンバランス等の影響で、自分の意志とは関係なく気分が上がったり下がったりすることが多くありますが、経営者となるとさらに責任感やプレッシャーがのしかかります。
したがって精神状態を一定に保ち、日々最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、美(外面)と健康(インナービューティ)の部分を維持することを非常に意識しています。

今後の目標

今後とも「心から輝く人を作る環境づくり」をテーマに、子供達とその健やかな成長に関わる保育士達や食育スタッフ、地域の方々など、全員が輝けるような体制づくりを強化していきたいと思っています。
その中でも特に力を入れたいと思ってるのが、妊活についてです。
女性の社会的な活躍が目立つ昨今、妊活そのものや健康な母体作りにハードルを感じられている方は多くいらっしゃいます。
そこで私自身も「妊活マイスター」の資格を取得すると同時に、保育士達にも妊活に関する知識を深めてもらい、これから妊娠を望んでいる地域の女性達を集めてイベント等を開催できたらと思っています。
今はお子様を預けるところ=保育園という認識が一般的かと思いますが、株式会社天体では会社全体で美(外面)と健康(インナービューティ)子どもの発達についての知識を正しく学び実践していく事で、子どもの健全な育ちに必要な知識や体験を子育てママへお伝えしていくことを目指しています。保育園スタッフと子育てするママが連携しながら共に育てる。(子育てのパートナー)として安心して相談できることや
女性の産前産後というライフステージや子どもの健全な発達に関して多くを学べる、相談できる拠り所となるような場所にしたいものです。
また、同時に「日本一美容意識の高い保育園」も実現していきたいと思っています。
こちらに関してはすでに、健康や子宮環境に良い効果をもたらすような外面(化粧品)やインナービューティ(酵素ドリンクはじめサプリメント)を設置し、休憩中にセルフケアをしてもらうといった取り組みを行っており、適宜リフレッシュの時間を設けることでより質の良い保育を担保する一助になればという思いです。

若者へのメッセージ

何事も、無駄なことはありません。
むしろ効率重視されてきた日本社会において、今後は「道草」や「無駄」といったものが個人の教養を身につける上で重要と見なされる時代に入っていくのではないかと思います。
皆さんも今はわかりづらいかもしれませんが、後に振り返ったときには、すべての経験が自分の人生に活きていることを実感するタイミングが必ず訪れるはずです。
よって今は自分の選択がすべて未来に繋がっていくと自信をもって、遊びもアルバイトも趣味も、100%の力で楽しんでほしいなと思います。