INTERVIEW
KAWANAMI KEISUKE

川浪圭介

川浪国際特許事務所 代表 株式会社KIP Associates 代表取締役

略歴

大学卒業後、某運送業者に入社。8年かけて2006年に弁理士試験に合格。2009年に個人事業主となり、2021年に調査会社を設立。

-現在の仕事についた経緯-

親が特許事務所を約35年前に設立していました。
親にたくさん迷惑を掛けてきて、親の体調も悪く、トラック運転手で稼ぐのは難しいと感じていました。
そして自分で事業をしたいという想いもあり、2005年に親の特許事務所に入所しました。
入所してからは、他の従業員さん達から所長の息子と見られることに抵抗があり、給与をもらうのが嫌でした。
その後、2006年に弁理士試験に合格しました。2~3年で弁理士試験に合格した人たちに負けたくないと思いましたが、どうすればいいか分からない自分がいました。
ある社長から可愛がってもらい、夜の銀座で週5日、業種も規模も多種多様な社長の話を聞かせていただき、従業員との接し方や、社会とは、会社とは、リーダーとは…など色々と勉強させてもらいました。さらに、某大手企業の知財部長と仲良くなり、海外の特許事務所を幾つも紹介してもらいました。
そしてある程度の自信がついたため、2009年に独立しました。

-仕事へのこだわり-

お客さんの立場に立って最善の策をアドバイスする。
専門用語はできるだけ使わずに、分かりやすい言葉で説明する。
スピード感を大事にする。
誠心誠意対応する。
他の特許事務所や他の弁理士との差別化をいつも考える。
安さでは勝負しない。

以上が私のこだわりです。

-若者へのメッセージ-

夢を持ってほしいです。
何度も壁が立ちはだかると思いますが、負けずにその壁を乗り越えて夢を掴んでほしいと思います。
辛いときでも、一人で悩まず、周りには応援してくれる人がたくさんいること、苦しいのは自分だけではないことを忘れないでください。そして常に感謝の気持ちを持ちましょう。

どうしても辛くなったら別の夢を追いかけることもいいと思います。
幸せは、愛と健康と少しのお金が揃わないと手に入らないものかもしれません。