INTERVIEW
KAWAI RYO

河合亮

合同会社イングリッシュ・フォース 代表 https://english-force.com/

略歴

米国NC州ギルフォード大学卒。「教育」を仕事における自身の軸にキャリアを積む。これまでは英会話スクール・留学会社・外資・ベンチャーなどを経験。指導経験は10年以上で、生徒数は延べ数百名以上。2021年、旅行会社HIS創業者の澤田秀雄氏が開いている起業家育成スクール「澤田経営道場」に入門。2023年に道場を卒業すると同時に「日本を元気にする!」ことを目標に、合同会社イングリッシュ・フォースを設立し起業。

-現在の仕事についた経緯-

一言で言うならば「日本を元気にしたい!」からです。
私は高校と大学でアメリカに留学する機会に恵まれ、この経験が「日本についてよく考える」きっかけになりました。日本は本当に素晴らしい国で、世界のランキングでも「行きたい国1位」に輝くほどです。
一方で、少子高齢化、労働人口の減少、過疎化、経済の低迷、中小企業の約7割は赤字など、抱えている問題も多数あります。

海外に出て初めて「日本がこのまま行くと、どんどん衰退していってしまう」という危機感を覚え、何か日本のためにできることはないかと志すようになりました。そして40歳を目前にした今、いよいよ「日本を元気にする会社を自分でやろう」と会社を設立したところです。

-仕事へのこだわり-

私の仕事への3つのこだわりは、「人や企業を助け、元気にする!」「その道のプロであれ!」「好きこそ物の上手なれ!」です。

1つめのこだわりは、「人や企業を助け、元気にする!」ということです。
日本を元気にするために、手始めとしてビジネスリーダーを中心に助ける事業を開始しました。
「ビジネスリーダーが元気になれば、その下で働く社員や部下も元気にできるはず」
「社員や部下が元気になれば、会社全体が元気になれるはず」
「多くの会社が元気になれば、日本が元気になれる!」
こんな思いを持って、どうすれば人や企業を助けることができるかを考え、日々活動しています。

2つめのこだわりは、「その道のプロであれ!」ということです。
誰かを助けられる人というのは必ずその道のプロであると思っています。
医者であれば医療のプロ、弁護士であれば法律のプロ、コンサルタントであれば相談のプロ等々です。
私の場合は「英語・ペップトーク・ランチェスター戦略」を教えるプロです。
プロである以上、結果が求められます。結果が求められるということは、常に自己研鑽を続けていかなければいけません。ですから私自身も、常に成長できるように学び続けています。

3つめのこだわりは、「好きこそ物の上手なれ!」ということです。
有名なことわざですが、本当に的を得ていると思います。やはり誰であれ好きな事には熱中できますし、だからこそ上達も早いですよね。仕事も全く同じではないでしょうか。
私は「人に何かを教える仕事」が天職だと感じていますし、大好きです。だからこそ、教える仕事が一番上達が早かったですし、楽しいです。
これからも「好きを仕事に」しながら続けていきたいと思います。

-若者へのメッセージ-

皆さんも「好きを仕事に」を目指しましょう!
一般的には「好きなことは仕事にするな!」と言われていることが多いかもしれません。
これってすごく変なことだと思いますし、残念なことだと私は思っています。

こうなってしまう大きな要因はおそらく「大多数の人が好きなことを仕事にできていないから」でしょう。
好きなことを仕事にできている人の割合は「約25%(4人に1人)」と言われています。
つまり、約75%の人は「好きでもないことを仕事にしている」わけです。ですから「好きなことを仕事にしては生きていけない・食べていけない」というような意見が中心になってしまうわけですよね。

でも、逆に考えれば、4人中1人は「好きなことを仕事に」できているわけです!
どちらの人のほうが幸せを感じやすいか・輝いて見えるかを考えてみた場合、やはり「好きなことを仕事に」できている人ではないでしょうか。
ということは、学生時代や20代などの若いうちにどれだけ「好きなことを仕事にするための準備ができるか」がカギだと私は思います。若いうちに行動すればするほど25%の中に入れる確立が上がるはずです。
皆さんも「仕事も人生も楽しい!」と思いながら、生きていきましょう!