INTERVIEW
KANAZAWA AKITOSHI

金沢景敏

AthReebo株式会社 代表取締役 https://athreebo.jp/

略歴

京都大学工学部出身、在学中はアメリカンフットボール部に所属。大学卒業後、2005年にTBS入社。スポーツ番組のディレクターや編成などを担当したが、テレビ局の看板で「自分がエラくなった」と勘違いしている自分自身に疑問を感じて、2012年に退職。完全歩合制の世界で自分を試すべく、プルデンシャル生命保険に転職した。入社1年目にして、プルデンシャル生命保険の国内営業社員約3200人中の1位になったのみならず、日本の生命保険募集人登録者のトップ0.01%しか認定されない「Top of the Table(TOT)」に3年目で到達。最終的には、TOT基準の4倍の成績をあげ、個人の営業マンとして伝説的な実績を残した。2020年10月、プルデンシャル生命保険を退職。人生トータルでアスリートの生涯価値を最大化し、新たな価値と収益を創出するAthReebo(アスリーボ)株式会社を起業。著書に『超★営業思考』(ダイヤモンド社)、『影響力の魔法』(ダイヤモンド社)がある。

-現在の仕事についた経緯-

僕の半生はスポーツとともにあり、スポーツにすべてを捧げ、圧倒的な努力をしてきたアスリートを心の底からリスペクトしています。しかしそんな凄い人たちも引退したら極端に道がなくなり、現役を引退したスポーツ選手の中で現役のとき以上に「よい顔」をしている選手が本当に少ないことに気づきました。そしてそんな姿をTBS時代に取材してきました。
憧れてきたアスリートには人生トータルで輝いてほしい、引退後の人生は「セカンドキャリア」ではなく、引退後に「キャリアアップ」するという考え方を広げたい、との思いで「アスリート(Athlete)」が、人生を通して活躍するために「再生する(Reborn)場所」という想いを込め、AthReebo株式会社を起業しました。

-仕事へのこだわり-

「やりたい」や「やりたくない」ではなく、目の前に与えられたことをとにかく愚直に積み重ねてきました。どうせやるなら自分の中で意味づけをして取り組むこと、自分のためでもあるけれど自分のためだけにならないようにすることが重要だと考えています。
また、圧倒的な量を積み重ねることを大事にしてきました。圧倒的な量からしか質は得られません。目の前のお客様に喜んでもらえるように取り組み、目先の売上よりも信頼という資産を積み重ねます。「しぶとく」取り組み、他者の影響力もしっかりと借りていると認識したうえで仕事をしています。

-若者へのメッセージ-

自分の人生、自分が主人公です。自分軸での生き方をしてください。
自分が思っているほど大して周りは自分のことを何とも思っていません。
他人の目や評価など気にせず、自分と自分の大切なものを幸せにするために必要なことにフォーカスして生きていきましょう。