INTERVIEW
IWANO KOICHI

岩野孝一

いわの不動産株式会社 代表取締役 https://iwano-re.com/

略歴

県立三崎水産高校卒業。新卒で千葉県の製鉄工場に入社。3年後、地元三崎に戻り家業であった漁師を約10年経験。廃業に伴い自動車工場で勤務し、3年後に不動産業に就く。2017年、独立開業し地元三浦で活動中。

-現在の仕事についた経緯-

自動車工場勤務時にリーマンショックが発生し、自分は仕事をしたかったのですが工場の稼働縮小を経験しました。
その後、何か資格を取りたいと思い、人が生きていく中で絶対に必要な衣食住の“住”に目を向けました。会社員時代に宅地建物取引主任者(当時)を取得し、営業未経験で不動産業へ転身しました。
スキルや責任感を持ち、自分の努力で未来を切り開くことができ、物事を動かせる仕事を選択しました。動かないものを動かすことに興味がありました。

-仕事へのこだわり-

転職をそれなりに経験していますが、どの仕事に関してもスタンスは同じで、成果は努力の上でしか成し得ないと思っています。その努力は、見えるものだけではなく、1日1つ違うことを考えることでもいいのです。いつもと同じことを何も考えずに行うことは嫌いです。業種が違っても対応してきた経緯から、本質は同じで考え方の違いだけだと思っています。毎日の気付きや変化を楽しみながら違和感を感じるようにしています。
そして好奇心をフルブーストして、人がやりたがらないことをやりたがる。面倒なことを面倒と思わず突き進むことを楽しんでいます。人が面倒なことも毎日のように続けるとまったく面倒ではなくなり苦でなくなる。当たり前のことを当たり前以上にこなすことを心掛けて、休みや定時の時間概念は無視してきました。
仕事をお勤めと捉えず、毎日のルーティンであり趣味だと捉えています。つまらないと感じることも楽しめるポイントを探し、スイートスポットが見つかると不思議なくらい楽しめるのです。
とにかく仕事もプライベートも楽しむことを念頭に置いて業務に就く。人に厳しく自分にもっと厳しく。人と同じは嫌い。右へ倣えはしない。みんなが右なら自分は下。左じゃないんかいっ!って突っ込みを求めて仕事と向き合ってきました。

-若者へのメッセージ-

社会が混沌として未来が楽しく見えないかもしれない。それは社会が悪いのでも他人が悪いのでも親が悪いのでもなく自分自身が原因です。自分自身の気持ちや行動次第で未来はしらんけど明日は変わります。そして今日が変わります。人や社会を変えることはなかなかできないけれど、自分なら誰の責任でもなく自分で変えられます。勇気を持って今を突き進んで欲しいです。
俺が(私が)できなかったら誰ができんの?精神大切。上には上がいるけれど、ライバルでもなんでもなくただの成功者です。成功者になればいい。なるまであきらめなければいいだけです。天命がきたらそれはそれ。その時まで他人を妬んだり恨んだりせず、自分の足を地につけて猛烈に突き進めばいいだけです。疲れたら休めばいい。他人の目や評判なんて関係ない。迷ったらより楽しい方へ。