INTERVIEW
IWAI RYO

岩井亮

株式会社オムニバス 代表取締役 https://e-omnibus.co.jp/

略歴

2002年よりアパレルメーカー(株式会社三陽商会)に5年間勤務したのち、2007年よりERPパッケージメーカー(株式会社ワークスアプリケーションズ) を経て、2011年7月オムニバス入社。現在に至る。

-現在の仕事についた経緯-

前職のソフトウェア開発会社でともに仕事をしていた同僚が弊社を起業し、「会社を大きくする為にこれからアクセルを踏んでいきたいので、一緒に働いてみないか?」と声をかけてくれたことがきっかけです。
社会人1社目がアパレル業界、2社目がIT業界、そして今現在のオムニバスは広告業界ということで全く違った畑を歩んできましたが、セールス職に対するやりがいを感じられるようになってきていたことから、広告営業も面白いのではないかと考えて入社を決めました。
また、私がオムニバスで働き始めた2011年は今ほどデジタル化が進んでおらず、インターネット広告という未知の分野に対するポテンシャルを漠然と感じていたことも転身を図る動機となりました。

-仕事へのこだわり-

私の職歴は約20年間一貫して営業職に従事してきたことから、人と人のつながりを大切にすることを心掛けています。
知り合えた方々とのご縁を大事にすること。そして、その方にはどんな価値を提供できるのか、どうすればその人に喜んでもらえるのかということを考え抜くこと。これを実現するには当然、相手方の置かれている環境や状態を深く理解しなければならない為、些細な会話の中でも何か糸口になることはないか探し続けています。
また、基本的にビジネスの提案はロジックが求められ、論理的に考えることが重視されますが、経験的に最後は「感情」がものを言う世界も大いにあると感じます。人の気持ちに寄り添い・想像し、自分には何ができるのかを考え、ベストを尽くす。そんなスタンスで向き合い、誠心誠意を尽くせば突破口は見つかるものだということも学んできました。
もう一つは同じことを繰り返すのではなく、常に新しい方法や新しい視点を追求すること。
お客様の提案においては勿論のこと、日々何気なく発する言葉の使い方など意識しています。
ある一定の業務スキルや経験値を積んでくると、うまくいく確率が高いやり方や効率の良い仕事の仕方が当たり前になってくるものだと思いますが、創意工夫することを忘れないように心掛けています。
たとえ過去に成功したやり方であっても、もっと良い方法があるんじゃないかと疑いの目を持って自身の仕事に向き合うことが成長の糧にもなると考えています。
仕事をする上では思い通りにならないことや思わぬハードルに直面することもありますが、必ずできると信じて最後までやり抜くという決意さえあれば局面は打開できます。
これからも自分の可能性を信じ、諦めないことを仕事のモットーにしていきたいです。

-若者へのメッセージ-

私は43歳になりましたが、自身もまだまだ若者だと思っているので自戒の意味も込めて言います。
とにかく、“ひたむき”に・“がむしゃら”に。何らかのこだわりを持って生きていきましょう。ひと一人の人生は自分が中心となってドラマを描けるかどうかが勝負だと思います。
仕事でもプライベートでも自分が主役になる。決して何かのせいや・誰かのせいにしない。こういった心構えを体現することができるかが充足感につながるのではないでしょうか。
たしかに世の中には己の力だけではどうにもならない理屈や不純なものがあるのは事実ですが、何ごとも熱意なくして事は成し得ないもの。自分の力は底知れず未知数・無限定であり、為せば成る。そう信じることが情熱の源になります。
時として、信じる道を歩もうとすると傷つき、傷つけられることもあるでしょう。ただ、そんな時こそ人間として大きく成長するチャンスです。
自分自身に責任を持ち、やれること・やりたいことを思う存分やりきる。この覚悟を持つことさえできれば誰も指図できない絶対的な精神的支柱ができると思います。
形式的に生きるのではなく、生身の自分に賭け、成し遂げたい未来・人生を切り拓いていきましょう。