INTERVIEW
ITO MOTOKI

伊東基

心を動かすセールスの専門家 https://motokins.com/

略歴

琉球大学卒業。製薬企業で営業を10年間。ベンチャー企業で営業を10年間。セールス成績全国1位。競合会社に18連勝して58億円を売り上げ、現在は「心を動かすセールスの専門家」として活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

20年間の営業経験で培った「ファンができれば売り込まずに自然と売れていく法則」をより多くのひとり起業家さんに伝えていくために、だれでもどんなジャンルでも繰り返し再現できるように、お客さんの心を動かすセールスの本質を「テンプレ」として作り上げました。
何人かのひとり起業家さんに「テンプレ」を試してもらったところ、初月から売上がアップして結果を出すことができました。
これをきっかけに、ファンが途切れずに増えていって自然と売れていくためのあらゆるノウハウをテンプレ化。
だれでもどんな業種でも再現性をもって成果を出せるようにして、ひとり起業家のみんなにハッピーになってほしい!と思って、現在の仕事を楽しんでいます。

-仕事へのこだわり-

営業というと「売り込み」とか「押し売り」のイメージがありますが、営業ほど「ファン作り」が大切な仕事はありません。
多くの営業に関する本やノウハウは、その場限りのセールス話術やクロージング手法に走りすぎていて、人と人との本質的なつながりや長期的な関係性の構築が軽く見られています。
自分からお客さんに先に価値を提供して、お客さんが描いている理想的な素敵な未来に導いていくことで、お客さんはファンになってくれて商品やサービスを自ら「ほしい!」と言って購入してくれます。
特にひとり起業家の場合はファン作りが大切で、ファンができることでビジネスが成長できますし、自分自身のやりがいにつながっていきます。
ですのでセールス話術やクロージング手法のような短期的な売り切り作戦は全く必要ないと考えています。
お客さんの行動心理学は100年前も100年後も変わらない不変の法則なので、セールス話術や小手先のテクニックに頼らず、ファン作りのために先に自分からお客さんに価値を提供することが大切だと考えます。
そしてこの法則をだれでも再現性をもってわかりやすく習得できるように、ノウハウを言語化して「テンプレ」にすることで、ひとり起業家のみんなに伝えていきたいと思っています。
せっかく素晴らしい商品を持っているのにセールスの方法が間違っているために、その商品を必要としている人に届けることができないのはお互いとても残念な話です。
ニーズがあって価値の高い商品やサービスがあるのに、売り方がわからずにシンドい思いをしている起業家もたくさんいます。
ぼくはそんな「あと一歩」のひとり起業家の力になって、楽しく笑顔で働ける起業家を一人でも増やしていきたいと思っています。

-若者へのメッセージ-

ぼくはこれまで起業しようとして何度もうまくいかず、試行錯誤してきました。それなりに遠回りをして今の仕事にたどり着いたんですね。子供が2人いるのに会社を辞めて起業して、うまくいかずに貯金を食いつぶしてしまい再就職したこともあります。すべてが順調だったわけではありません。
そしてこんなぼくや周りで成功している人の共通点は「諦めなかった」こと。しぶとく懲りずに何度もやり直しして「諦めなかった」ことが成功のすべての要因です。
たとえこれからやろうとしていることがうまくいかなくても大丈夫!やり直せばいいだけです。
描いていた理想通りにならなくても「この方法はうまく行かない」「このやり方は自分には合わない」ということがわかっただけの話で失敗ではない。
諦めなければ必ず理想の未来にたどり着けます。
なぜなら成功するまで諦めないから。
何度も何度も諦めずにやり続けていくことで、理想の未来に少しずつ近づいていきます。
なので夢を諦めないでください。
自分の中にある熱い想いを諦めないでください。
そしていろいろなチャレンジと経験をして、自分と周りのみんなが幸せになれる「生涯の仕事」を見つけてください。