秋田県出身。イタリアレストラン、イタリアワイン・食材の専門店でアルバイト後、2007年に26歳で株式会社ルーチェを設立。イタリアの伝統酒「リモンチェッロ」を中心としたレモン商材の輸入販売・卸業を開始。全国の百貨店を中心に取扱いを拡大。国産の様々な酒造りも手掛けている。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
20歳の時に20万円ほどを片手に上京。波瀾万丈な20代の中で、ある程度お金がないと人を助けることも出来ないと感じ、30歳には1,000万円は稼げる様になっていようと決めました。20歳の時の思いが、のちに起業という道を歩ませたと思います。
イタリアという世界は、一生懸命に生きる中で縁があり導かれました。(3日3晩酒を付き合っていただかないとお話しできないほど濃くて難しいです。笑)
-仕事へのこだわり-
自身で起業をしようと思った時に、どうせやるなら好きなことをやりたいと考えていました。その中の1つが「人々に幸せを届けられること」でした。
その想いが、南イタリアの伝統酒である「リモンチェッロ」へ繋がり、“無くても誰も困ることはないけれど、あることで笑顔が溢れ、嬉しい気持ちになる商品づくり”をいつも心がけてきました。
そして、白いキャンパスに人の心を笑顔にさせる絵を描いていくような経営ができるように、私自身が人生をいつも楽しんで、ワクワク・ウキウキすることを忘れない生き方を心がけています。
-若者へのメッセージ-
私は、親や先生の言うことをいい意味で聞かなくていいと思っています。
もしやりたいこと、挑戦してみたいことがありながら、周りを取り巻く人々のために選ばないのであれば、あなたの人生をあなたが生きなくて、誰があなたの人生を生きてくれるのか問いてもらいたいです。
自分で人生を選んだ先には、自由な道と引き換えにその道を自身で選んだ責任が伴いますが、自分で選ぶと人のせいにできない覚悟ができます。
そしていいことばかりでなく、たくさん転んで、倒れて、傷つくことがあると思いますが、それでいいですし、それでも立ち上がればいいのです。検索することが得意な世代かもしれませんが、検索より模索してそこからつくり上げられた人ほど輝く様に思います。