INTERVIEW
ISHIGE YOSUKE

石毛庸介

New Connection Idea, Inc. Director https://www.newcidea.com/

略歴

アメリカ生まれの日本育ち。日本航空でV.I.P顧客のアテンドなどに従事。その後、Walt Disney Companyで、セールス兼カスタマーサポート勤務。英語での顧客対応のほかにも、テーマパーク内の顧客行動・顧客の購買心理の調査データをとるなど、顧客理解の促進業務に携わる。その後、約17万点以上の商品を取り扱うネットショッピングサイト、ケンコーコムのUSA社で、General Managerとして8年間勤務。eコマースの表と裏の仕組みを学ぶことで、顧客情報のデータ可視化による新たな経験を得る。その後、基礎化粧品会社にて、顧客とのリレーションシップを高めるためのアイデアをベースに、企画立ち上げから設計・デザインイメージ、データ集計など、さまざまマーケティング施策およびプロジェクトに従事。売上拡大と顧客信頼を兼ねた顧客部門マネージャーを7年勤務。2020年、コロナにより世界中が大きな被害をもたらした年、New Connection Idea, Incを立ち上げ、現在に至る。

-現在の仕事についた経緯-

高校卒業後にアメリカへ渡り、30代の終わりに近づくにつれ、海外在住の日本人として日本社会にできることは?と強く考えるようになりました。
日本が少子高齢化の波により少しずつ国内市場が縮小する中、日本の明日を支えていく力になりたいと考え、そのために、グローバルな舞台で成功を目指す日本企業をサポートし、新たな価値を創出することに注力しようと思い、このようなビジョンから起業しました。
この仕事を通し、若い世代が地元で輝き、そして地域社会を活性化させていく力強い未来をつくり、素敵な文化を継承されていくことを望んでいます。
「アメリカから日本の明るい未来をつくる。」
その一翼を担うと心から信じ、さまざまな企業のサポートを行っています。

-仕事へのこだわり-

仕事へのこだわりは、常に学び変化しているので、これです!とは、なかなか言えないですね。新人のときは、右も左もわからなく、しっかり理解をして対応していく。そんな当たり前のことから始まりました。私の場合、アメリカに住んでいるためコミュニケーションの難しさもあり、自分の気持ちや想いを伝えることが、そもそも難しかったことをよく覚えています。ウォルトディズニーで働いていた当時、日本人は私だけでした。
そのときの講師は、「何かを説明するときは、相手が頭の中で自然と可視化できるぐらい丁寧に。そして創造力を高められるように」とよく言っていたのを思い出します。
それから顧客対応の経験が増えていく中で、購入してくださる方の想いを深く理解することに目を向けるようになりました。そして新しい取り組みへのアイディアをクリエイトすることが楽しくなっていきました。
その後、以前の同僚や新しい仲間たちとの交流も増え、それぞれが持つ課題をシェアする中で、解決へのアイデアを提案するようになり、企業の垣根を超えた成功に喜びを感じ、今の自分の方向へと進んでいったと感じています。

-若者へのメッセージ-

日本の地方に住もうが、都心に住もうが、海外に住もうが、場所は関係ないと思います。
皆さんが表現したいこと、こういうことをやってみたいって思うこと。
どんなことでも勇気をもって、一歩だけいいので踏み出してみることが大切だと思います。
そうすると、やらないといけないことが、後から自然とでてきます。しかも、やったことないことばかり沢山です。それらを前向きに挑戦していくと、【たくさんの経験】から色々なことが深く理解できてきます。
そのうち気が付いたら、こんなことやってました。となっていくんだと思います。
最後に、海外にいると良くわかるのですが、日本は本当に美しい国です。
未来も変わらない美しい国であるよう、一緒に頑張っていきましょう。