INTERVIEW
ISHIGAMI YUTAKA

石上豊

東京シティサービス株式会社 代表取締役 https://tokyocs.jp/

略歴

大学卒業後、大手複写機メーカーに就職。その後、偉大な父の背中を追いかけ、ビルメンテナンス業界に入る。

-現在の仕事についた経緯-

1964年、大手複写機メーカーに入社し、営業職として実績を残しておりました。「業績さえ良ければいいだろう」と生意気で自意識過剰な人間でした。
負けず嫌いな性格も功を奏して、仕事で成果を出し続け、営業次長に昇進しました。ある時、別の会社の社長にその仕事ぶりを認めていただき、さらにいい仕事が出来て、充実したサラリーマン人生の日々を過ごせました。
そんな中、偉大な父の背中を見て育った私は、1992年に長年勤めていた会社を退職し、あても無くビルメンテナンス業の世界に入り、今日まで生きてきました。

-仕事へのこだわり-

我々の事業はビルメンテナンス、基本は清掃です。
皆さんがよく見る場所の清掃を完璧にこなすのは当然ですが、ただ清掃をするのではなく、日々の清掃でビルの些細な異変を察知し、事故を未然に防止しています。
「あくまで清掃する中でビルの異変に気づけるように」と社員には伝えており、社員が私の教えを実践をしているからこそ、お客様に安心・信頼していただける会社になり、50周年を迎えました。
次の創業100周年を目指して、主たる業務の清掃に於いて清掃大憲章を制定しました。清掃における常識や考え方に囚われることなく、これまでにない新しい清掃のスタイルの確立を今後は目指していきます。
最近のホテル建設ラッシュに合わせ、ホテルの清掃業務にも力を入れており、都内だけでも多数のビルを請け負うまでになりました。
今後は分野は同じですが新しい仕事をやってみたいと思っています。それはファシリティマネジメントといいまして、ビルメンテナンスではないですが、色んなお世話ができるような事業を準備しているところです。
今日に至るまで様々な苦労がありましたが、出会った方々とのご縁のおかげでここまで成長してこれました。
これを更に大きくするには、新たなことにチャレンジしていくことが必要だと感じています。挑戦と継続と努力が大切だと思います。

-若者へのメッセージ-

日本の青年の皆さんに、私のメッセージをお伝えするとしましたら、とにかく「働くこと、頑張ること、諦めないこと」です。この3つで人生を戦っていただきたいと思っています。
現在、私は会社をやっていると同時に人を助けるために毎日頑張っています。一度きりの人生、是非チャレンジしてください。