INTERVIEW
IMAJO HIROYUKI

今城裕行

株式会社Sun Road 代表取締役 https://sunroad-inc.com/

略歴

高校卒業後、東京消防庁へ入庁。消防隊や救急隊を経験し、救急救命士の資格を取得。高度救命処置で多くの人命救助に貢献。2022年9月退庁。同年10月「株式会社Sun Road」設立。代表取締役に就任。現在は民間救急として、日夜患者搬送に従事している。

現在の仕事についた経緯

東京消防庁に13年間在籍し、その間に1万件以上の救急現場に出場しました。多くの患者様と接し、現場でのニーズを直接見てきました。その中で、特に軽症者の救急事案が多いことを強く感じました。この現状に対する解決策として、民間の救急サービスを提供する会社を設立しました。このサービスにより行政救急の負担軽減を図り、その資源をより重篤な患者様へと向けることが可能となります。
さらに、救急車と比べて、より患者様のニーズに対応することが可能となります。民間救急は、軽症者への対応を主としていますが、救急救命士としての経験を活かし、患者様への最善のケアを提供します。そして、これらの民間救急サービスの更なる普及を図りたいと考えています。

仕事へのこだわり

私は現在、民間救急の代表取締役を務めておりますが、そのルーツは、東京消防庁での13年間の救急救命士としての豊富な経験にあります。この経験が私の仕事へのこだわりを形成する土台となり、民間の救急サービス業界に新たな価値を提供するための糧となっています。
まず、私の仕事への最大のこだわりは、「患者様中心のケア」です。そのためには、一人ひとりの患者様のニーズに対応する、きめ細やかなサービス提供が必要となります。私たちの業務は、患者様が安心して医療機関に移動できるよう、最善を尽くすことです。これは、私が救急救命士として働いていた頃からの信念であり、現在の仕事でも変わらず守り続けています。
また、私たちのサービスが行政の救急サービスの負担軽減につながり、救急隊が本来対応すべき重篤患者への対応により集中できるようになることも重要です。この観点からも、軽症者の適切な搬送が社会にとって重要な役割を果たしていると考えています。
さらに、私の仕事へのこだわりは、民間救急の普及促進にも繋がります。私たちのサービスが広く認知され、一般の人々に信頼される存在となることで、より多くの人々が必要なケアを適切な形で受けられる社会を実現することを目指しています。
私は常に救命士としての経験を生かし、最高水準の搬送サービスを提供することにこだわり続けています。軽症者でも、その一人一人が尊重され、必要なケアを受けることができる。それが私の提供したいサービスであり、仕事へのこだわりです。

若者へのメッセージ

私は現在32歳で、民間救急を運営する会社の代表取締役を務めています。また、それまでに13年間東京消防庁で救急救命士として働いてきました。その経験から得た教訓をもとに、私から若い世代へ向けてのメッセージを伝えたいと思います。
まず、何より大切なのは「情熱」です。自分が何に情熱を感じ、何を追求したいのかを明確にすることが重要です。私自身が救急救命士として働き始めたのも、人々を助けるという強い情熱があったからです。また、その情熱があったからこそ、民間の救急サービス事業を立ち上げるという新たな道を選ぶことができました。
次に、私が若者に伝えたいのは「絶え間ない学習」の重要性です。世界は常に変わり続けており、新たな知識や技術が日々生まれています。自分が選んだ道で成長し続けるためには、絶えず学び続けることが不可欠です。私も救急救命士として、そして企業のリーダーとして、常に新しい知識やスキルを学び、自己を磨いてきました。
最後に、「挑戦の勇気」を持つことです。どんなに困難な道でも、挑戦する勇気を持つことで、新たな可能性を見つけ出すことができます。私自身、民間の救急サービス事業を立ち上げるという大きな挑戦を行いました。それは容易な道ではありませんでしたが、その挑戦が私を成長させ、新たな価値を社会に提供する機会を与えてくれました。
これらの経験から言えることは、情熱を持ち、絶えず学び、挑戦する勇気を持つことが、自分自身の成長と社会への貢献につながるということです。これからの若者たちが、自分の道を切り開く際に、このメッセージを胸に刻んでほしいと思います。