早稲田大学教育学部を卒業後、進学予備校にて英語科講師として勤務。大学受験生や社会人の英語指導に携わる。後に帝王学を基軸とした人材育成企業にてコンサルティング業務に従事。大手企業の組織コンサルティングや経営者塾の運営を経験。2022年に独立。独自の直感力と感性を活かし、人が持つ本来の魅力、ポテンシャルを引き出すアドバイザーとして活動。“生まれ持った才能を最大限に輝かせる人生の実現”という想いの基、深層心理学や算命学を用いた個人鑑定から経営者様・個人事業主様の相談役、クリエイティブ面のサポート等多方面で活躍中。
略歴
現在の仕事についた経緯
中学生の頃に出会った「マーフィ100の成功法則」「アミ小さな宇宙人」といった本をきっかけに深層心理学や宇宙の法則といった目には見えない領域に興味を持つようになりました。そうして深層心理学を学ぶ中で、人が持つ本来のポテンシャルを発揮し、物心共に豊かになっていく上で、自分の本心と一致していくことの大切さに気付きます。
一方で、頭では分かっていても、人の目や社会的評価を気にし、中々自分の本心とは向き合えず長く葛藤を抱えてきました。
そうして周りに合わせて自分を演じる生き方に限界を迎え、自らを擦り減らす生き方から自身の気持ちや感情を大切にする生き方へとシフトしました。そうした体験から、現在は同じような葛藤を抱える人の感情に寄り添い、その人が持つ本来の魅力を引き出すコーチングアドバイザーとして活動しています。
仕事へのこだわり
一期一会の精神を忘れず、人との出逢い、ご縁を大切にすることを心掛けています。目の前の方とは一時のご縁でお繋ぎ頂いているものと思っています。どれだけ親しい間柄や深い関係性であっても、その時々の心情や環境は変化していきますし、セッションでも何度もご縁を頂く方もいれば、一度きりのご縁を頂く方もいらっしゃいます。今日、お逢いできたからといって、次またお逢いできるかは分かりません。また次があるから、と思って人に接するのではなく、今日が最後だったら、という気持ちを忘れずに全力で目の前の方と向かい合うということを大切にしています。
そして、そうした気持ちを忘れずに、先ず人に尽くせ、と私は師からずっと教わってきました。以前の勤務先で初めて大きなお役目を頂いた時、師から頂いた言葉は「売上を上げなくていい。成果も出さなくていい。ただ、全力で担当地域のご縁のある方のお役に立てるように尽くしなさい。」という言葉でした。その教えは今でも自分にとって大切な楔となっています。
目先の利益や成果は一旦手放してでも目の前の方に尽くす、人の気持ちに寄り添う。そういったことを意識するようになってから人との繋がりもより深く感じられるようになりましたし、そうした人とのご縁は仕事を超えて自分にとって大切な宝となっています。
もう一つ大切にしていることは、自分の気持ち、感覚、直感を大切にするということです。頭で考えると、論理的で理に適っていることでも、どこか感覚的に違和感を感じたり「違う」という心の声が聞こえた時には、その感覚の方を大切にしています。そうして自身の直感や感覚に従っていくと、以前の自分では想像もしなかった方向性に導かれることもあります。そんな奇想天外なプロセスを楽しむのも、仕事や生きる上での醍醐味のように感じています。
若者へのメッセージ
私自身、まだまだ若い世代の一員ですので、改まったエールやメッセージというのは特段ありません。ただ、一貫して大切にしていることは、自分を生きる、ということです。
日々、忙しく活動をしていると、中々自分自身と向き合う時間は取れないかもしれません。ただ、そんな時だからこそ、既存の価値観や決められた固定観念に合わせて生きるだけでなく、本当は自分はどうしたいのか、一度の人生どんな生き方をしたいのか、何を大切にしたいのか、時には立ち止まってこうした問いを自分に与えてみるのはとても豊かなことだと思っています。
そうして自由に大きな絵を描き、時に内に秘めた心の声に耳を傾ける。そしてピンとくるものがあった時には思い切って飛び込んでみる。周りから理解を得られなくても、批判があったとしても、気にせず自分の信じる道を進む。そんな生き方を私は大切にしていきたいと思っています。