INTERVIEW
HWANG SIM

黄心

Tailor F. 代表 https://tailor-f.studio.site/

略歴

朝鮮大学校経営学部卒業。大学2年の頃インターネット広告業で独立をし、4年間継続。その後オーダースーツ業を始め、現在3年目。

-現在の仕事についた経緯-

前職のインターネット広告業をしていく中で、売上は上がれど、「このまま24歳でなんとなくお金を稼いで、なんとなく楽しんで、それなりの暮らしでそれなりに生きていくのだろうか。」と考えてしまい、毎日同じ仕事を繰り返し、同じ人と会い、同じ生活をすることに疑問を抱き始めました。

そこで高校生の頃、オーダースーツのお仕事をしたくて服飾の専門学校に通おうとしていたことを思い出しました。良くも悪くも、思いつきと勢いで1週間後にはオーダースーツ屋さんとして動き出していました。

-仕事へのこだわり-

お仕事をする上で意識していることは少なく、強いて言うのであれば【即レス】と【ハッキリする】ことです。

基本的にLINEやメッセンジャーでやり取りをするのですが、何よりもスピード感、即レスを意識しています。
日程切り、詳細、お礼のご連絡、何気ない返信。基本的に朝でも深夜でも、スマホが鳴れば起きるので、全て即レスで対応しています。
LINEだけではなく、お客様からの食事や飲み会のお誘いも、予定が入っていない限り必ず全て行きます。
他業種の営業さんから営業をされる時などは、まずは必ずお話を聞くようにしており、基本的にお話を聞く前にお断りはしません。

あとは出来ること・出来ないこと、YES・NOはハッキリするようにしています。
スーツに関して言うのであれば、良くも悪くも普遍的なスーツを仕立てることを意識しています。
スーツを仕立てる上で、一番重要なのは派手な生地でも、裏地でもなく、体型に合わせた補正を入れることと、フィッティングだと思うので、とにかくそこにこだわるようにしています。

お客様がいつ誰とどこでお会いした時に着用するスーツかをお伺いし、ヒアリングと提案を徹底した上で、フィッティングをし、二人三脚で必ずお客様が満足する一着を仕立てるように意識しています。

-若者へのメッセージ-

メッセージを送れる程の人間ではありませんが、小さかれ大きかれ人はいつか失敗するので、失敗を迎えにいくつもりで、なんでもまずやった方がいいと思います。
結局のところ何かに挑戦して、失敗し、改善をする。
それっぽい言葉でいうとPDCAを爆速で回して、とにかくやって、できるまでやればいいと思います。