INTERVIEW
HORII SHINGO

堀井紳吾

株式会社PBADAO 代表取締役 https://pbadao.com/

略歴

関西大学卒業後、共通ポイントシステムを提供する某IT企業へ入社し、新規事業立ち上げを実施。1年目より社長賞などを受賞したのち、独立。インバウンド向けトラベルテック事業、コロナ禍では食のEC事業やスポーツ事業を立ち上げ。現在は、株式会社PBADAOの代表取締役として、ブロックチェーンを活用したWeb3におけるインフラの開発・提供を行っている。また、大阪府吹田市にて、運動施設を設立・運営し、子供向けの社会課題事業に取り組んでいる。

現在の仕事についた経緯

これまでの経験とコロナ禍での事業立ち上げ、そして巡り合わせによるものだと感じています。
私は新卒で入った会社で共通ポイントを活用したエコシステムの企画、提案を行なっていました。今でいうトークンエコノミクスに非常に近いものです。街に課題があり、その課題を調査し、解決に向け、人の流動性を後押しするきっかけとしてポイントを活用する。そんな事業をしていた背景からNFTやFTを活用したエコシステムの面白さには惹かれやすいものがありました。
私自身がコロナ禍でも事業立ち上げを続けてきた中で、半ば強制的にリモートワークという形で人が分散され、組織の働き方が大きく変わったところで分散組織というものに着目するようになりました。コロナ禍で立ち上げたプロダクトはまさに分散組織そのものでした。ほとんどのメンバーがボランティアで構築され、今目の前で起きている観光業界の課題に対してみんなが一つの目標に向かって取り組んでいました。これはとても良い勉強になりました。
その経験を得て立ち上げたスポーツ教育事業は、日本代表の選手が集まり、業界の課題に対してビジョンを共有して活動を推進します。このように取り組みを重ねていく中で、インセンティブ設計や文化づくりという点で、ブロックチェーン、Web3に可能性を感じていたところ共同代表の芳賀に誘われ、株式会社PBADAOの創業に参画しました。

仕事へのこだわり

共に働く人の経験を最大化することです。私自身、現在20代ですが、みなさまのおかげでこれまでさまざまな経験をさせていただきました。その経験はとても貴重なもので、また、どれだけの金銭を支払ったとしても人の時間は買えないという当たり前の考えを大切にしています。そのため、共に働く人との時間における経験を最大化できるように心がけています。

若者へのメッセージ

私自身、まだ何も成し遂げていない身ではありますが、期待と仮説を持ち、失敗を恐れず、早く多くの経験をしていけばきっと素晴らしい時間を過ごせると思います。
これからも挑戦を続けていきます。いつかみなさまとお逢いできることを楽しみにしています。