INTERVIEW
HIRANO SATOSHI

平野智史

株式会社INSIEME 代表 https://nagatomo-football-academy.com/

略歴

2018年のロシアW杯、2022年のカタールW杯の日本代表の決勝トーナメントの闘いを2大会連続で現地視察し、W杯の厳しさを肌で知る国内有数の指導者。スポーツマネジメントやサッカースクール関連企業などに勤務。2008年より中村俊輔のサッカースクール「ShunsukePark SOCCER SCHOOL」にて指導したのち、2015年長友佑都と共にNAGATOMO ACADEMYを設立。オランダ・スペイン・日本と各国のライセンスを所持し、育成年代の指導歴は20年、指導選手数は計1万人を超えた。国内では関東・東海・九州の各地でサッカークリニックを開催。また世界各国にも独自のネットワークを持ちスペイン・イタリア・イングランド・アルゼンチン・ブラジル・メキシコの指導者を招聘するなど、サッカークリニックの主催や遠征を催行。「NAU-12 PLAY MODEL」独自のメソッドとし育成年代の底上げに尽力。

-現在の仕事についた経緯-

大学卒業後、一般企業に一度は就職するも、少年時代からの好きを原動力に挑戦を捨てきれずにサッカー業界へ。選手・OBのマネジメント・エージェントを経てサッカースクール業界に。
以降20年近くを各時代の日本代表選手と共に運営するサッカースクールで指導を重ね、今に至ります。
全国各地の指導では満員御礼を連発する人気振りで、総指導者数は1万人を超え、指導選手には現役日本代表選手も。

-仕事へのこだわり-

「やりたくてやっている仕事である以上、手は一切抜かずいつも全力で仕事に向き合う」を礎に、現在の魂のこもったサッカー指導で日々、将来のポテンシャルに溢れるサッカー少年・少女と向き合っています。
毎回の指導で小さな成功を重ねるにつれて自信を重ね、いつ・どこで・誰にサッカーの指導をしても心に響く、保護者からも拍手喝采となる程の情熱+内容の濃い指導振りに。
自ら主体的にやりたくて、楽しんでやっている努力は努力とすら思わずに確実に実を結んできました。
20代・30代で重ねてきたことを40歳以降に花開かせ、自信を持って活気ある世の中のため、未来ある少年・少女のため、日本サッカーの向上のために強い信念を持って仕事に向き合っています。

-若者へのメッセージ-

私は若い頃に、やりたいことの1番目は仕事にせず趣味に留め、2番目を仕事にした方が良い。と色々な人にアドバイスをもらった経験がありますが、そこに違和感を持ち、今振り返ると「1番やりたいことを仕事にする」で正解だったと思います。
何事も嫌々やることは身にならず、やはりハマれる・没頭できることをそのまま仕事に結びつけるべきです。
ただそこには落とし穴があって、“やりたくないことはやらなくて良い”ではなく、やりたくないことも大枠のやりたいことの中に含んで、そこ(やりたくないこと)もきっちりやる。その繰り返しが世の中の評価に繋がるし、自身の人生の有意義さに繋がると思います。
ぜひやりたいことを貫いて、時折訪れるやりたくないことにもきちんと向き合って、仕事を、人生を楽しんでください!!