INTERVIEW
FURUKAWA SHOTA

古川翔大

さんわグループ 代表取締役 http://www.sanwa-grp.co.jp/

略歴

慶應義塾大学卒業後、大手電機機器会社に勤務し、最先端のIT技術や営業手法を学び実績を積んだ後、2014年に株式会社さんわコーポレーションに入社。製造現場や荷受・営業業務を経験し、2016年に同社の取締役執行役員に就任。2017年には、さんわグループ初となる海外事業として台灣鳥三和有限公司を設立、代表取締役社長に就任。2021年には株式会社さんわコーポレーションの代表取締役社長に就任。

-座右の銘-

1.他人は自分の鏡。
2.出会いは一瞬、出会えば一生。
3.他責にしている間は成長せず。
4.過ちは犯してもよい、ただ同じ過ちを2度犯したら愚かである。
5.歳をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなったから歳をとるのである。

-現在の仕事についた経緯-

幼少期より、リーダーとしてのポジションにつくことが多く、高校・大学でも部活やサークルの代表として行動していました。
そこで学んだことは、個人の力ではなく組織として生み出すエネルギーが大事だということで、集団で何かを成し遂げたいという思いが強くなりました。
また、高校3年間をニューヨークで過ごしたのち世界一周をした際に、日本の食文化とサービスは世界一であることを実感しました。
以後、日本食と日本のサービスを広げていきたいと思い、現在の仕事に就きました。

-仕事のこだわり-

下記3つの力を常に養い、心がけています。
1.好奇心をもつこと
好奇心を持ち続けることで問題意識が生まれ、知識を得る根幹となります。
2.時流を読む力 
知識をベースに時流を読み、経営戦略を立案することが重要です。
3.人を使う力
鉄鋼王と言われるアンドリュー・カーネギーの墓石にも刻まれている言葉で、「自分より優れたるものを自分の周りに置きしものここに眠る」と言われている通り、協力してくれる優秀な仲間を持つことが大切だと思っています。
必ずしもトップが一番優秀ではなくていいのです。
従業員が最高のパフォーマンスを出せる環境を整えて、目標を指し示すことが今の自分の役割だと思っています。

-若者へのメッセージ-

私自身、若者代表として常に心がけていることを一つお伝えいたします。
それは、「まずはやってみる」ことです。現代の情報社会では、行動する前に事前にネットやその他の様々なツールで簡単に情報の収集ができ、物事の成功の可否の想像がついてしまうことが多いです。したがって、失敗を恐れて行動しない人が非常に多いように見受けられます。
ただ、それはあくまで大多数に当てはまる机上の空論であり、必ずしもそうなるとは限りません。重要なのは、失敗を失敗のままにせずに、課題を明確にして最後までやりきることです。すべては成功のための布石です。
自覚的体験を積み重ね、そこから成功方法を導き出すことが大切なのです。