税理士法人FP総合研究所にてクリニックの税務会計顧問を担当し、デロイトトーマツ税理士法人にて上場会社や上場準備会社の税務申告に従事したあと、日本経営ウィル税理士法人にて認定医療法人制度を含む医療法人の事業承継、病院の税務会計顧問に従事。2023年3月に藤澤文太税理士事務所を設立。
略歴
現在の仕事についた経緯
もともと大学で単位が足りずに留年し、友人が就職していくのに自分だけ取り残されていくことに不安を感じていました。就職氷河期であったこともあり、資格を持っていないと就職できないと考えて、簿記2級を受験しました。運よく1回で合格し、簿記1級の勉強を続けるうちに会計税務の魅力に引き込まれていきました。
その後、公認会計士を目指してフリーターをしながら受験勉強をしていましたが、合格することが出来ず断念しました。ただ、今まで本気で勉強してきた知識を生かしたいと思い、会計業界に飛び込みました。
仕事へのこだわり
まず第1に、仕事で自分にかかわってくださる方々が喜んでくださるにはどうすればよいかを常に考えています。例えばお客様に対して、与えられた仕事をただこなすのみではなく、もう1歩踏み込んで、お客様に役立つことをご提案し、仲間から紹介していただいたお客様に心から満足していただいて、お客様にも仲間にも喜んでいただけることを心がけています。そのために、自分がやるべきことは「もうこれ以上ない」と言えるところまで妥協せず取り組むようにしています。
第2に、自分の直感を信じてやりたいことはとりあえず1歩踏み出す、チャレンジする、そのあとはとにかく動き続ける、トライアンドエラーを繰り返してできるようになるまでやり続けるように心がけています。最初からうまくいくこともあれば、なかなか結果が出ないこともあります。ただ、できないからあきらめるのではなく、「できないのであればできるようになるまで継続してやり続ける」「とにかくトライアンドエラーを繰り返して動き続ける」ことが重要だと思います。そうやって地道に繰り返していくうちに結果は勝手についてくるものだと信じています。
若者へのメッセージ
これからの若者は二極化がますます進んでいくと思っています。
働き方改革やコンプライアンスの整備、今後のAIやチャットGPTの普及により、皆さんを取り巻く環境はますます変化していくことが予想されます。
私たちの若いころのように根性論で叩き上げられることはなかなか難しくなる一方、皆さんの自主性がますます重要になっていきます。
その中で、環境に悲観したり現状に甘んじる方と、環境の変化を利用して自分を高めようと努力する方との差はますます開いていくと思います。
今、無駄と思っている経験も、実は10年後に連結してものすごく役に立つことはよくあります。今の環境に悲観することなく環境の変化を利用して、ぜひ勝ち組になってください。