INTERVIEW
ED DENG

エド・デン

シンクヘルス株式会社 CEO https://health2sync.com/ja/

略歴

University of Virginia卒。リーマンブラザーズ社に入社し、投資銀行部門にてTMT(通信業界・メディア業界等)を担当。その後、デジタル領域のシリアルアントレプレナーとして中国と台湾で2社を起業。ITの活用で、“糖尿病などの慢性疾患に罹患しても自身の祖母のように健康で長生きできる人を一人でも多くしたい”という思いから、2013年にH2.Incの起業に至る。

-現在の仕事についた経緯-

私の家族は糖尿病家系で、みんな糖尿病による合併症などで亡くなっていました。しかし私の一人の祖母が、遺伝的に糖尿病になっていても、先生と綿密に連絡を取り、毎日こまめに記録をし、合併症なく今でも元気に過ごしている姿を目の当たりにしました。
慢性疾患は今やすべての人にとって身近な疾患でありますが、長期的な治療が必要であり、上手に向き合っていくには多くの労力がかかり、簡単なことではありません。
そこで、デジタルの力を駆使して、日々の管理を効率化し、個人個人に合った管理ができるようなソリューションを見つけていきたいと思い、起業しました。

-仕事へのこだわり-

これまでの仕事においても、現在の仕事においても、粘り強く挑戦する姿勢は常に持つようにしてきましたし、これからも貫いていきます。
会社を経営する中で、どうしようもない困難や課題にぶつかることはよくあります。その時に守りに入ったり、逃げたりするのではなく、解決するために、その困難や問題に真っ向から向き合うことを忘れないようにしています。
真っ向から向き合うことで、たとえ解決できなかったとしても、向き合ったからこそ見える学びや気づきがあり、成長や次に問題に直面した時の選択肢が広がります。

-若者へのメッセージ-

「挑戦すること、リスクを冒すことを恐れないで。」ということを、特にこれからの時代を担っていく人たちには伝えたいです。そして常に、すぐ結果を求めないことも大切です。すぐに結果がでるものもありますが、長期的な視点が求められることもこれからたくさんあると思います。
回り道したからこそ生まれる良い結果もたくさんあります。そのことを忘れず、リスクを恐れずにいろんなことに挑戦し、成長していってください。