INTERVIEW
ATARASHI HARUKI

新子明希

株式会社シンクスマイル 代表取締役 https://www.5smile.com/

略歴

大阪府生まれ。17才でアメリカ一周、ボストンのオープンキャンパスで「経営者は幸せの専門家」であることを学び、起業を決意。高校卒業後19歳で起業、2007年6月シンクスマイル設立。現在は「世界でいちばん人を輝かせる会社」に向けて、ほめる文化形成やコミュニケーションの数値化の必要性を提唱している。

現在の仕事についた経緯

17歳、アメリカ一周の旅に出た時に向こうの大学のオープンキャンパスで起業家の話を聞く機会があり、「経営者は幸せの専門家になる事」という言葉に感銘を受け、19歳で起業しました。
2007年6月にシンクスマイルを創業し、「良いサービスは良いチームから生まれる。良いチームは良いコミュニケーションから生まれる。」という考えから、2010年より社員モチベーションシステムを開発しました。
社内利用していたCIMOSが2012年1月クローズアップ現代で取り上げられ、問い合わせが殺到したことを契機に、ベトナムに開発拠点を作り、外販用に社内モチベーションSNS「ホメログ」を制作し販売開始。
2018年チームワークアプリ「RECOG」をリリースし、累計1500社に導入しています。

仕事へのこだわり

スピードは価値。経験は財産。
とにかくスピード、レスポンスの速さ。相手を待たせない。ボールを自分のところで止めない。
新人の頃は、誰もやらない仕事は全部自分の仕事だと思って仕事をしていました。
とにかく仕事を振りやすい人になる、フィードバックしやすい人になるように心掛けています。

若者へのメッセージ

とにかく沢山失敗して下さい。若者の特権はチャレンジ精神と、一度や二度の失敗で折れない心の柔軟性です。20代で一番ダメなのは勝ちも負けもしない事だと思います。
人生は背伸びしているうちに、本当に背が伸びます。挑戦していると壁にぶつかりますが、壁と思わずに、高めの階段が出てきたと思うと前向きに取り組めます。階段を登ってから振り返ると、そこにあったのは壁ではなく「成長のきっかけ」だったということがよくあります。
会社は一人では実現できないことを実現する装置ですから、基本的にはチームで仕事をします。仕事を振りやすく、ものが言いやすい人になってください。いちいち言い方を考えないといけない、ハレモノのように扱わないといけない人には、周りの先輩も忙しいので段々言われなくなります。
長い目で見ればそれは機会損失です。この人になら何を言ってもそれを自分の血や肉に変えて成長するだろう。という信頼を獲得して下さい。そして一緒に働く仲間に感謝や称賛を言葉で伝えて下さい。