1986年⽣まれ。結婚式場勤務を経て、2015年、フリーランスとして独⽴。2019年、⼀般社団法⼈エシカルウェディング協会設⽴。2022年、夫婦専⾨の施設カウンセリングルーム開業。夫婦関係と経営のお悩みを聞いて解決に導く。⽇本で初めての財務戦略に強い夫婦カウンセラーとして定評がある。
略歴
-なぜ夫婦カウンセリングに財務戦略が必要なのか-
⼈間関係の安定は仕事の安定と⾼い確率で相関します。経営者にとって、もっとも⾝近な⼈間関係はまさに夫婦関係です。社⻑の夫婦関係が良好であれば、会社経営は良好になることが、研究や調査からも分かっています。実際、家族関係が良好でない企業とは取引しないと⾔い切る経営者もいるほどです。
-このままだと中⼩企業は消滅する?-
国税庁のデータによると、中⼩企業の⾚字企業⽐率は70%以上に達し、新設法⼈の10年後⽣存率は、たったの6%です。税⾦を抑えたいという⽬の先の利益を優先し、⾚字計上し続けた結果、経済活動を継続することができなくなってしまいます。稼ぐことよりも、会社に毎⽉お⾦を残すこと。事業継続することが⼤事です。多くの経営者が抱える問題は2つに集約されます。
1、財務問題
2、事業承継問題
経営者の平均年齢は68歳、2025年で70歳を迎える経営者数は245万⼈に達します。このうちの7割が廃業すると予想され、全経営者の約60%が廃業してしまいます。
廃業となれば経済⾏為が途絶えることとなり、中⼩企業で働く650万⼈の従業員が解雇、このことによるGDPの損失は22兆円。従業員家族の影響も考えれば膨⼤な経営ダメージが予想されることに危機感を抱いています。2025年後継者不在率は5割、後継者がいるのに廃業を決めている社⻑の数は、7割もあります。なぜ後継者がいるのに廃業するのか、それは、「今の会社は⾚字経営だから継がせられない」と考える社⻑が多いからです。事業承継問題がこのまま放置されると、中⼩企業庁の発表では、2030年には中⼩企業が消滅する可能性があるという⾒⽅をしています。
中⼩企業の経営者がどんどん⾼齢化し、廃業も進み、中⼩企業そのものがなくなるというのは当然です。経営者の家族問題を解決することは、経済⾏為を継続させる活動にも直結していると考えます。
-現在の仕事についた経緯-
婚礼事業に携わるきっかけは、⼦供の頃からお祝いをするのが⼤好きだったからです。ウェディングプランナーという職業に出逢えたときは、お祝いが仕事になるなんてまさに天職だと噛み締めながら婚礼事業に携わってきました。
-50年先も続くパートナーシップとは何か-
結婚式が終わってからも顧客から出産報告をいただき、会いに⾏ったり、夫婦関係についてご相談をいただく機会が多くありました。⼀般的にはウェディングプランナーと顧客とのお付き合いは結婚式が終われば終了ですが、夫婦カウンセラーになれば継続して貢献できることに気がつき、⼼理学を学び、施設カウンセリングルーム開業の運びとなりました。
顧客には経営者夫婦も多く、経営についての悩みもあります。経営者夫婦カウンセリング実施のなかで、経営者の悩みは、⼈間関係とお⾦の2つに集約されると気がつきました。⽬の前の顧客の問題を解決したい⼀⼼で、⼼理学に加えて財務も猛勉強しました。
-天職と出逢うとき-
これから起業を⽬指す⽅々に私から⾔えることは、寝ても覚めても考えてしまう何かに出逢えたとき、それが天職との出逢いであり、ようやく成功へのスタート地点に⽴ったときです。時間も忘れるほどに没頭できることを⾒つけたとき、あなたは社会に⼤きな変化を与えられる希望のひとりとなることでしょう。
マハトマ・ガンディーの⾔葉に、「あなたがこの世で⾒たいと願う変化に、あなた⾃⾝がなりなさい」とあります。私⾃⾝、 この⾔葉を何度も思い返しながら、夫婦家族、企業の未来に、よりよい変化を⽣み出せるひとりになると信じ続けて活動しています。