INTERVIEW

Aki

Tokyo International Yoga 代表 https://tokyointernationalyoga.amebaownd.com/

略歴

幼少期から水泳・スキー・バレーボール・ゴルフなど様々なスポーツをすると同時に怪我とリハビリも経験。その後、海外生活を経て日本に帰国後、ヨガ講師資格とピラティス講師資格を取得。スポーツ経験、海外生活での国際的な経験と英語力を合わせバイリンガルヨガ講師となる。国籍、性別、年齢、ヨガ経験の有無を問わずに参加できる【Tokyo International Yoga】を一人でゼロから創る。現在、ヨガ講師、日本語教師として活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

2016年にTokyo International Yoga(以下、TIY)を創設しました。
TIY創設前、香港に4年半ほど住んでいました。日本帰国後、日本語を母国語としない外国人が日本で日本のコミュニティーに入る時や日本人との交流の際、言語の壁がある事に改めて気づきました。
私は日本語と英語でコミュニケーションがとれ、幼いころから水泳・スキー・バレーボール・ゴルフなどのスポーツ経験、同時に怪我とそのリハビリ経験があります。
日本帰国後、ヨガ講師資格とピラティス講師資格を取得。それらのスキルを総合的に生かせないか考え、TIY創設を一人でゼロから始めました。
TIYの理念は「国籍、性別、年齢、ヨガ経験の壁を取り払い、誰もが楽しめるヨガ」。屋号は様々な国籍の方が平等に参加し集まれる場所であるよう名づけました。

-仕事へのこだわり-

私は日本語と英語でバイリンガルヨガ講師、日本語を母語としない方へ日本語を教える日本語教師をしています。
ヨガと日本語を指導すること - この二つは違う要素ですが、共通している私の思いは、生徒さんやクライアントさんの「国籍」「言語」「経験」「年齢」というそれぞれの壁を取り除き、誰もが心地よく学び成長できる場を提供する事です。
ご縁あって私のレッスンを受けてくださる全ての人達が、楽しみながらご自身の成長と変化を実感してもらえるように私のベストを尽くす事が私の「仕事へのこだわり」の大きな柱になります。
私がお伝えした何かが、その人の人生の中で何かの役に立ったり、また人生がより楽しく充実したものになる助けになったり、ご自身の成長と変化を楽しんでもらえる機会になったり — そんな時、私はヨガ講師や日本語教師として心から嬉しく感じますし、「講師冥利に尽きる」と心から感謝する瞬間でもあります。
他にも私の心の中に常にある大切な想いがあります。

■初心忘れるべからず■
私自身、幼少の時より様々なスポーツ経験をしてきましたが、同時に多くの怪我とリハビリと向き合う時間も経験してきました。また私自身が海外で生活した経験から、言語コミュニケーションの壁や重要性を身を持って経験しました。いい事もそうでない事も過去の全ての経験が今の自分の糧になり、自身の成長に繋がりました。自分の原動力となるそれらの経験と様々な思い、指導者の道を歩み始めた時の未熟さとその情熱を忘れずにいたいと常に思います。「往々にして慣れから慢心してしまいがちな心」を自分自身で律することも私自身への戒めとして頭の中にいつもあります。

■相手の気持ちに寄り添った行動をとる■
「生徒さんやクライアントさんの気持ちに寄り添う」ことを大切にしています。
私のレッスン内で技術的なことや知識を伝えることはもちろんとても大切ですが、この人は何が必要なのか、何を求めているのかを私自身の目だけではなく心の目でも察知するようにしています。
人間の体と心は深く繋がっています。レッスンを受けてくださった方の体と心の両方が少しでも健康になり満たされるように努めています。

■プロとして行動する■
プロとしての立場と行動を忘れないこと。たとえ私に他意は全くなくても、私が発する言葉や態度が誰かの人生に大きく影響する場合があることを常に念頭に置いて行動するようにしています。
そして関わってくださる方々にとって唯一無二で付加価値がある内容を提供するように努めています。我々は違う文化と歴史、生活があります。個々で考え方や文化が違う中でお互いを尊重しつつ、プロとして生徒さんやクライアントさんの能力や可能性を最大限に引き出すことを私の仕事の使命としています。

■感謝を忘れない■
私自身、これまでの人生で困難なことも時にありましたが、それ以上に多くの幸運な機会を与えていただき、素晴らしい出会いにも恵まれてきました。家族、周囲の友人や関係者の方々、関わってくださっている多くの方々に助けていただきました。感謝の気持ちを忘れず、謙虚な気持ちを持ち続けたいと思います。

■自分自身が学び続ける■
指導者という立場だからこそ自分自身の学びを止めずに知識をアップデートするべきと思っています。
現在も学びを続けていますが、自分自身の知識をいい意味で貪欲に向上させ、生徒さんやクライアントさんに還元できるよう常に心掛けています。私はまだまだ未熟で学びに終わりはありません。
「学びは一生」です。自己成長を止めず、常に新しい知識や技術を学び取り入れる姿勢を持つことを心掛けています。

最後に、もう一つ、常に心にある言葉、「人生は短い - Life is short」
一歩一歩、前へ進んでいきたいと思います。

-若者へのメッセージ-

若い世代へ、私からのエールです。

・あなたにはあなたが思う以上に無限の可能性があります。自分の可能性を信じ、勇気を持って、様々な事に挑戦してください。少しの勇気と多くの努力があなたの未来を切り拓きます。

・過去には戻れず過去を変えることはできませんが、未来は自分次第で創り出せます。焦らず、前へ進んでください。

・もし何かチャンスが訪れたら、感謝の気持ちを持ってしっかりと掴んでください。同じチャンスは二度と巡ってきません。あなたの努力と運が重なる瞬間を決して逃さず、ベストを尽くしてください。あなたならできます。

・困難な状況に直面した時、それは本当に辛いですが、同時に学びと成長のチャンスです。考え方や見方を少し変えることで間違いなく新たな学びと教訓を得られます。その学びと教訓の全ては将来の自分につながる貴重な経験、あなたの強みとなるパワーになります。

・人生は思っているよりも早く過ぎ、短いです。ネガティブな感情にとらわれ続けたり、過去の出来事から身動きができなくなっている時間はとてももったいないです。あなたの貴重な時間を無駄にしないでください。焦ることなく一歩ずつ前進し、成長と喜びを見つけてください。

・人生が思う様にならない時、人生が嫌になる程辛い時はあります。しかし、命があればまた違う環境に出会えます。命を大切にしてください。

・親はいつまでもいません。親がいるうちにあなたの言葉で感謝の気持ちをちゃんと伝えてください。親の支えと愛情はあなたが思う以上です。

・あなたの未来はあなた次第です。焦らず一歩ずつ着実に前に進み、経験を重ねてみてください。一歩ずつ着実に歩んでいけば、きっと素晴らしい未来が待っています。

心から応援しています。