INTERVIEW
AIHARA JUNYA

相原淳也

Eight株式会社 代表取締役 https://eightgroup.jp/

-現在の仕事についた経緯-

生まれ育った地域は何百年も続く会社や経営者の方が多い環境だったので、自然と自分も起業したいと考えていました。
ただ自分自身がどんな事業をしたいのかがはっきりしておらず、名だたる経営者の方々の本を読んだり、実際にお会いして話を聞いたりしたところ、「創業時は事業自体を固めることよりも、おもしろいことをしたい、何かを成し遂げたいという強い想いと意志が大事で、そのためにリスクを取り、誰よりも働く」という経営者たちの熱量を感じました。
起業する前に会社で経験を積みたいと思い東京で働く中で、自分と同年代の経営者が活躍するのを目の当たりにし、誰かじゃなく自分が『関西から世界を代表する会社を作りたい』という想いで、会社を設立しました。

-仕事へのこだわり-

私の仕事へのこだわりは、「継続」と「行動量」です。
新人時代は、雑用でも早朝深夜どの商談でも片っぱしから全部やっていました。それをやってきたからこそ、効率的観点や物事の善悪を自分で判断できるようになったと思います。楽をすると、その時は良いですが、結局その地点から何も進まないので、苦しいことにも向き合うからこそ、思いもよらない成長に繋がると信じています。

未経験のSNSマーケにおいても、継続することにより10万人を超えるフォロワーを達成できました。
簡単なことに思えますが、周囲の経営者を見回していても「行動し続けられる人」は少ないように思います。流行りのスキルなどに振り回されることなく、「やるときめたことをやり切る」ことを重要視しております。

今は各事業をまとめる役割ですが、基本的には事業責任者へ任せています。
事業が成功するか否かは年齢ではなく、いかに本人がコミットし、頑張ることができるか、です。
だからこそ若者でもやる気のある人材を抜擢し、役員や事業責任者を任せるようにしています。

これまで、金融やインターネットなど変化の激しい業界で仕事をおこなってきました。
その中で、10年後のことを予想するよりも、変化に即座に対応するべく行動することが重要だと学びました。
よく「将来の展望はこうなります」と言う人がいますが、それはある種すごく無責任な発言だと思います。
コロナが起きることを誰も予想できなかったように、変化の激しい今の時代に10年後を予測することは不可能に近いと思います。
そのため当社としては、あくまで今の課題にフォーカスしながら事業を運営しつつ、会社として変化への対応力を磨いております。

-若者へのメッセージ-

「若さ」は大きな武器です。
私から見れば、皆さんが失うものはまだ何もないです。
失敗や成功ということに捉われず、やれることは全部やってみる、使えるものは使う、誰かにどう思われるかなんて関係ないという気持ちで、チャレンジし続ける癖をつけてほしいと思います。
まずはがむしゃらに行動してみてください。もちろん、努力すれば誰でもベンチャーで成功するかというと、そんなに甘くありません。
しかし努力無くして成功はありません。いつの時代も、基本を押さえ継続できる人は強いです。
私自身、エネルギー溢れる若い方々とお話するのは非常に刺激を受けることが多く、学びも多いです。
今なにかしたいと思っていることがあるなら、1日でもはやく挑戦を始めてください。応援しています。