INTERVIEW
ABE TOSHIHIKO

阿部俊彦

HPリビングライフ株式会社 代表取締役 http://hpll.co.jp/

略歴

大学卒後、須賀工業株式会社にて設計部を6年、JS日本総合住生活株式会社にて工事監理を6年、技術開発を8年、営業コンサルを16年経験。定年退職後、起業。

現在の仕事についた経緯

給排水衛生設備業界老舗「須賀工業株式会社東京支社設計部」入社後、日本設計・大成建設等スーパーゼネコンの病院・ビジネスビル・研修所等々設計物件を担当しました。
同専門技術知識をベースに弊社技術開発「即湯給湯システム(快湯Qシステム)」の商品化に伴う日本全体給湯エネルギーに係る「省エネ」「高齢者ヒートショック防止」等の貢献が、弊社の企業目的です。
技術開発費用確保を含め、国交省「住宅・建築物高度技術事業」プロジェクトにて平成26・27・28年度の公募に3年間チャレンジし、結果採択され商品化を実現しました。
2016年に東京ビックサイトで開催された「第1回高性能住宅設備EXPO」での弊社快湯Qシステムの「実証実演」による公開営業以降、予想以上の評価・反響・問合せがありました。
しかし「まだ大規模実績なし」との観点からか、大和ハウス等メーカ・給湯器ノーリツメーカ等々は、新技術導入に及び腰となり、結果充分な実績上げられず、現在コンサル業務で企業実績を確保している状況です。

仕事へのこだわり

転職に際し、在職中のサブコン「須賀工業株式会社東京支社設計部」担当取締役員等からのゼネコン紹介ではなく、一般新聞広告での半官半民「日本総合住生活株式会社」公募にチャレンジしました。30歳で中途採用入社し、改修工事監理実績6年、本社技術開発部門8年、特許・実用新案等専門技術・知識を取得しました。
また、15年以前には実績がなかった「布団クリニーング工場建設・新規事業」シュミレーションや、港北ニュータウンでの「バーチャルニュータウン構想実証実験」に伴う300以上のコンテンツ作成・ナビキャラ創設等々、貴重な経験をしました。
定年までの14年間については、管理職として営業・コンサル業務に取組み、期待頂いた以上の実績を上げました。結果、企業人としては「人生常に挑戦」を叶えたと考えております。
しかしながら、サラリーマン人生としては、「企業内起業プロジェクトコンペ」において「快湯Qシステム」で応募参画するものの、事務職ブレーン情報での「最高評価点」とは相反して、担当技術取締役の強い「反対・不採用」評価により「佳作」に甘んじる結果となりました。
これらを踏まえ、担当役員地位の選択を拒み、定年後に正式ライフワーク「企業家」としての道を選択する事としました。

若者へのメッセージ

典型的なアナログ人間である個人としては、有効な「クラウドファンディング」や美理容業業界最新企業体を進める「The Salons Japan株式会社」を代表とする有効的な「サブスク」等と弊社「快湯Qシステム」のコラボ企業展開を目指しています。
今後の日本全体給湯エネルギーに係る「自給自足型省エネ」「高齢者ヒートショック防止」等の貢献可能な企業を継承できる、前向き・チャレンジングな若い技術者に期待しています。