INTERVIEW
56BOUSEI MOTTY

五十六謀星もっちぃ

占い師 https://motty56.com/

略歴

10代の頃から占い一筋に生きる職業占い師。電話占い師として人気を博した傍らで、占い師の採用オーディションにおける実技審査員や各種プロデュース活動など、占いに関連する分野で多方面に活動。占い師を目指す人や新人占い師の指導実績も豊富。占い師のためのオンラインサロンを主催する他、プログラム開発も手がけており、ブラウザ上で操作できる占いソフト「Prophetess」を開発。ananwebの連載などメディア出演多数。著書に、『占い大学公式テキスト 五十六謀星もっちぃの西洋占星術講義』(説話社)、『1日2時間で月10万円 はじめよう 電話占い師』(同文舘出版)がある。

-現在の仕事についた経緯-

現在は占い師として現役でお客様を鑑定する傍ら、新人占い師の養成に特に力を入れています。
占いそのものは10代の頃から続けてきたことであり、それを一度もやめることなく続けてきた結果、今も占い師をしています。
新人の養成に力を入れるようになった直接のきっかけは、著書『はじめよう 電話占い師』を上梓したことです。
この本を出したところ、多くの反響をいただきました。
占い師として活躍したいけれど、どうやったらよいかわからないと思っている人が非常に多いことを知り、養成の分野に力を入れるようになりました。

-仕事へのこだわり-

占い師という仕事は、19歳の時にスタートした私の人生の最初の仕事体験です。
それ故に、新人時代から貫くスタイルなどというかっこいいものはありません。
ただ、好きなことをやって生きていくことは簡単なことではありませんので、生き残って活躍するために精一杯の工夫と努力をしてきました。

特に、占いの世界において重要だと考えているのは、「人を幸せにする占い」を徹底することです。
占いに来るお客様は、もちろん幸せを求めてやってきます。
しかし、自分の手技や勉学に凝り固まっていると、その最も大切な目的を忘れて、「偉大な占い」をしたくなってしまうことがあります。
言うなれば、空腹のお客様においしい料理ではなく、作るのが難しいだけの料理を出すようなものです。
ですが、一部のマニアを除いて、そんなものは求めていません。
本当に必要なのは、相談者が幸せになることです。

どうすればその人が元気になるか。
どうすればつらい気持ちを忘れられるか。
どうすればその人が進むべき道を決められるか。

それを考えて占いを追求してきたのが五十六謀星もっちぃ流の占いです。
私の講座では、その技法を丁寧にレッスンしています。

-若者へのメッセージ-

1988年生まれの私が進路を決めた頃は、まだ「無難に働けば安定」という言葉にも真実が残っているように見えました。
しかし、今となってはその言葉を信じるわけにはいかないと思います。

本当に好きなことがあるならそれを手放す理由はありません。
今は、様々なプラットフォームも情報も豊富にあります。
それを仕事にすることができないはずがないのです。

もちろん、好きな仕事に就ければ貧しくてもよいというのも違います。
好きなことが出来ればそれで満足と考える清貧思想の人が多くいます。
しかしそれは、本当にじり貧になるリスクと隣り合わせです。

稼ぐことにもある程度こだわりを持ちつつ、実直に頑張っていればチャンスは自動的に巡ってくると信じています。