イギリスでのチャイルドケアの資格を取得。大学で心理学を学び、British Psychological Societyにメンバー登録。その後、Victim Supportで働き、Victim Supportのオフィスやロンドン市内の裁判所などで刑事事件の被害者およびその家族をサポート。その間にYoung People Support Workerとして、特に若年層に力を入れた新たなプロジェクトの中で、裁判所はもちろん警察やホームオフィス、自治体と連携して若年層の被害者やその家族の人たちのサポートを行う。Victim Supportを退職後、The London College of Transpersonal Hypnosis and Healingで2013年にヒプノセラピーの資格を取得。General Hypnotherapy registerにメンバー登録。現在、The UK College of Hypnosis & Hypnotherapyで更にヒプノセラピーのスキルや知識を学び中。また、唯一日本語で学べてイギリスの資格が取得できる未来ヒプノセラピスト養成講座や、意識・言葉や脳の使い方を変えるトランスパーソナルメソッドなどの講座、セラピーセッションを提供中。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
イギリスで大学に行っている時に進路で困ったとき、またプライベートの問題でトラウマになり苦しんでいたときにヒプノセラピーを受け、自分のことをいろいろと理解しました。セラピーを受けたことで気分も軽くなり、自分の潜在意識(心の声)を聞いて、より一層前向きにそして自分らしく楽しく人生を生きていけるようになりました。そのうえ、より自分への自信もつきました。
昔の自分のように悩んでいる人を一人でも救い、せっかく生まれてきた人生を楽しく過ごしてもらいたい、という想いからヒプノセラピストになりました。ヒプノセラピーは本当に素晴らしいツールだと思っています。
-仕事へのこだわり-
刑事事件の被害者のサポートをしていた時に、もっとより一層深く個人に沿ったサポートをしたいと思い、ヒプノセラピストになりました。ヒプノセラピーは、知っている人は知っていますが、割合的には少なく、まだまだ広く知られていない上に誤解されていたりします。
私がヒプノセラピストになった当初、セッションは対面のみが当たり前でした。しかし私は、まずヒプノセラピーというものを知ってもらおうと、ワークショップにてヒプノセラピーの概要や歴史を説明し、よくある質問などの回答とともにミニ体験をしていただいていました。このスタイルは今でも変わっていません。楽しくヒプノセラピーのことを知ってもらい、ミニ体験で気付きや問題解決のお手伝いをして、必ず何か(得るもの)を持ち帰っていただくことを心がけています。
個人セッションでも同じです。必ず問題解決や自分のゴールが達成できるように、現実的な最終目的にフォーカスして、認知行動とヒプノセラピーを合わせたイギリス流のヒプノセラピーでセッションを提供させていただいています。
このイギリスのヒプノセラピーのやり方は、刑事事件の被害者のサポートの流れと同様です。現在の問題解決に向けて一つずつ寄り添っていき、自分でしっかりと日々を過ごしていけるようにお手伝いさせていただくことを目的としています。心のケアと併せて、実際に抱えている問題の解決をしていくための行動プランもサポートをさせていただいています。
そして何より、セッションを受けてくださる皆様全員が自分らしく人生を謳歌していただけるよう心がけています。
-若者へのメッセージ-
人は幸せになるために生まれてきていると信じています。生きていくことに苦しさを感じていたり、何をしたら良いのかわからなかったりする人も、生まれてくる前に目的を持って生まれてきています。自分らしく人生を生き抜くには、どんな生き方をしたらよいのか?しっかりと自分の内なる声を聴いて自分らしい人生を生きていってもらいたいと思います。
セッションでも、就職活動の際にやりたいことが見つからず、人に言われるまま有名企業に行こうか迷っていた大学生のクライアント様がいらっしゃいました。
お話ししている間に、自分が好きなことや、こんなことができたら良いのにということがわかり、その気持ちに沿う形で就職先を決め面接を受けました。見事就職でき、楽しくお仕事をしていらっしゃるようです。この方は、セッションを受けて自分と向き合い、自分に自信ができたともおっしゃってくださいました。
ポジティブ心理学では、「人が全てを失ってしまったとしても強く生きていく力を得ることができるのは、希望があるからだ」と言われています。
あなたに希望はありますか?
自分が幸せになる方法は自分が一番良く知っていることを覚えておいてください。そして自分らしい人生を送り、どんどん幸せになっていってください。