専修大学法学部卒業。新卒で中堅不動産デベロッパーに入社。公認会計士を目指し退職。試験合格後、みすず監査法人(旧中央青山監査法人)・新日本有限責任監査法人にて監査業務に従事。平成23年5月、公認会計士登録。その後、税理士事務所に勤務し、平成24年6月に税理士登録。平成28年8月、監査法人アシスト社員就任。平成29年7月、安川公認会計士税理士事務所を設立。主に非営利法人を対象に会計監査・会計税務指導を実施中。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
不動産デベロッパーに就職し新規マンションの開発や営業に従事していましたが、お金の流れが見えてくると、「経営者に直接助言し、自分の助言で会社を強くしてみたい」という思いが強くなり、公認会計士・税理士を目指しました。
資格取得後、監査法人や税理士事務所にて様々な業務を担当しており、当時の顧客の中に社会福祉法人や公益法人、学校法人など非営利法人と呼ばれる公益性の高い法人が多くありました。これら法人は通常の企業会計・企業税務とは異なる会計基準や税法の規定が適用され、かなり特殊性が高くかつそのニーズも高いにもかかわらず、その割にはこの分野の専門家が少ないという印象でした。逆に言えば、この分野で適切な助言を行えることは、彼らの社会貢献度の高い業務を裏から支えることができ、我々の知識・経験が間接的に社会のために活かせるのではないか、非常にやりがいのある分野ではないか、と気付きました。
そして最終的には自分自身でも独立し顧客と面と向かって支援をしてみたい、非営利法人を裏から支えることで社会貢献につなげることができるのではないか、という思いから会計事務所の代表となり、非営利法人を中心に顧客の皆様の助力となり、裏から経営の支援をすることに尽力しています。
-仕事へのこだわり-
我々の仕事は特殊な分野のサービス提供であり、また間違いや期限越えが絶対に許されない分野でもあるため、常に正しい知識や情報のキャッチアップを行う努力が必須です。
そのうえで、書類だけのやり取りで税務申告や会計監査を行うのではなく、顧客との円滑なコミュニケーションが最も重要です。正しく顧客の状態を把握して本来の業務とは別に適切な提案・助言を行うと共に、それを将来に向けて如何に顧客に理解してもらうかという指導力の発揮が重要になってきます。
従って専門的な業務を行う「先生」商売ではなく、あくまでも共に事態を解決する“Partner”としての目線・立ち位置が最も大切になってきます。
常に顧客の発展に寄与することを最大の目標とし、そのための最善の努力を行うこと、常に顧客の良き相談相手であり悩み解決の良きパートナーであること、常に職業会計人としての専門力の向上と顧客への最適な情報提供を行うこと、そして常に顧客の発展に貢献し、顧客と共に自分自身も成長し続ける意識を持つこと、これが私の中の仕事へのこだわりであり私の目指すプロフェッショナル像です。
-若者へのメッセージ-
私がそうであったように、就職活動中や大学を卒業したての時点では本当に自分が何をやりたいのか、自分の進むべき人生の目標は何なのかはっきりせず、また分かったつもりでも何か現実に満足できない感情があったりします。
それは仕方の無いことで、社会に出て現実を知り、挫折をする中で、どうしても自分がこだわりたいものや目標が見えてくるものだと思います。
そして自分の目標に気付くことが出来れば幸いですが、一旦決めた目標もまた人生の節目節目で変わることも多くあります。それもまた人生なのかもしれません。
従ってもし私が若い方にお伝えするとすれば、常に向上心を持ち続けること、そして諦めず不断の努力を惜しまないことが大切だということです。またその過程こそが楽しいものですし、必ず努力の先に希望が見えてくるはずだと信じています。
NeverGiveUpの精神です。