INTERVIEW
NAKASONE KYOKO

中曽根暁子

株式会社Special Medico 代表取締役 https://www.spmedico.com/

略歴

大阪女学院短期大学英語科卒業。地方銀行に入社、結婚後に退職し、大阪・シンガポールを経て東京へ。帰国後、アナウンスアカデミーを卒業し司会者に。子供の中学受験のため司会を辞め、平日の仕事に切り替え。現在の紹介業の原点となる会社に出会う。2012年独立。医師紹介・産業医紹介を行っている。

-現在の仕事についた経緯-

紹介業をされている方からお誘い頂いたことがきっかけです。医師専門の職業紹介という仕事があること自体知らなかったので、新鮮でした。
私は今まで大きな病気もせず、健康について深く考えたこともありませんでした。しかし予防医学という分野に触れ、その大切さに気が付き、たくさんの方に自分の健康と向き合う大切さを知ってほしいという想いが強くなりました。
健康診断は時間がかかる、面倒だと言われることも多く、受診をしない人もいらっしゃいます。健康診断を受ける習慣をつけ、自分と向き合い、自分を大切にしてもらう、それを医師や医療機関とともに伝えていきたいです。また産業医と一緒に、企業の従業員の方へも伝えていきたいと思っています。

-仕事へのこだわり-

初めての仕事は銀行員でした。最低の新人だと言われ、大きなミスをしてしまったこともあります。その時に怒られなかったことがとても辛く、そこから仕事に取り組む姿勢が変わりました。
支店は良い先輩や上司の方ばかりで、仕事終わりの飲み会、ゴルフ、旅行、スノーボードと365日銀行の同期や先輩と遊んでいました。成績の良い支店で、日中は仕事に全力、仕事が終わったら遊びに全力という今の私のスタイルの大元はここにあったのかもしれません。
司会者の時は、結婚式であれば新郎新婦も楽しんでもらえるように、手話・マジック・英語司会・バルーンアートなどを学び、自分のプラスαを増やしていきました。銀行員は銀行の中の決められた仕事、司会であれば司会進行をするだけでももちろん良いのですが、どちらの仕事も全力で取り組みたいという想いで常に取り組んできました。
相手の想像を上回る満足をご提供できれば私も幸せです。そのためには相手のニーズをきちんと捉え、心の声に耳を傾けることが必要です。

-若者へのメッセージ-

目まぐるしく変化する今の世の中で迷いや不安があるのは当然だと思います。
世の中の動きについていくことは大切ですが、まずは自分自身にしっかりと向き合ってください。自分を見失ったままだと、どこかで身体と心が疲れてしまいます。やりたいことは今やっていることの180度反対側にあるかもしれません。
やりたいことが見つかったなら、それは「前進」の合図です。しっかり準備をして怖がらずに飛び出してみてください。どんな物事にも良い面と悪い面があります。私はやろうと決めたことはどんどん良い面を見ていきます。どちらをみるのも自分次第です。どうせやるなら、ポジティブに楽しく全力でやると気持ちが良いです。全力でやった失敗は「経験値」というプラスの価値に変わります。
楽しいを最高の原動力にして、頑張ってください。