INTERVIEW
NAWA HIROSHI

名和博史

プライス・コンサルティング株式会社 代表取締役社長 https://info1011427.wixsite.com/website

略歴

立教大学法学部卒、新卒で全国紙新聞社に入社。経営管理部門で約13年勤務後、外資系IT企業に転職し、購買部門責任者として約10年間活躍、その間に社長賞などを受賞。その後、外資系保険会社などを経て、2021年2月にプライス・コンサルティング株式会社を設立。現在は、企業向けには購買プロセスの再構築やコスト削減のコンサルティングやネゴシエーション・スキル研修を実施、民間向けにはマンションの管理組合に長期修繕費用や保守契約費用の価格妥当性評価とコスト削減のコンサルティング・サービスを提供するなど、幅広く活躍中。

-現在の仕事についた経緯-

30年以上にわたり、さまざまな業界の会社10,000社以上の見積りの査定(価格妥当性評価)を行ってきました。
約30,000人との価格交渉を現場で行ってきた実務経験とノウハウを活かして、経営戦略としてのソーシング(戦略購買)を導入・機能させることにより、品質やサービスレベルを落とすことなく、AIでは不可能な、また大手コンサルティング・ファームではなかなか手が届かないコンサルティング・サービスを効率的に且つ低料金にて提供しています。
会社の業績に重要な影響を与える事業費のコスト削減並びに、度々発生する不正取引や架空取引を未然に防ぐべく、ガバナンスの強化を行っています。
また民間向けには、億単位にもなるマンションの長期修繕補修費や各種保守契約費用の高額な見積りの価格妥当性評価や十分な交渉ができておらず割高な費用を支払わされているという社会問題を解決するなど、社会貢献に取り組んでおります。

-仕事へのこだわり-

とにかく現場主義にこだわってきました。見積りに記載されている、そのモノやサービスがどういうものなのか、なぜ必要なのか、なぜその数量なのか、そしてなぜその金額になるのか、同業他社や市場価格はいくらなのかなど、納得できるまで取引先や自社の現場担当者にヒアリングさせて頂きます。
その積み重ねによって、あらゆる業界のさまざまなモノ・サービスの見積りの価格妥当性評価のノウハウとテクニックを身につけてきました。

-若者へのメッセージ-

弊社では、企業のビジネス研修の一環として、また大学の講義として「ネゴシエーション・スキル研修」を提供しております。「ネゴシエーション」と聞くと自分は営業職や購買職でもないし自分には必要ないと思いがちですが、「ネゴシエーション・スキル」は「コミュニケーション・スキル」の一つであり、誰でもが社会生活を送っていく上で、換言すれば生きていく上で必要なスキルと言えると思います。
例えば、取引先やビジネス上の交渉だけでなく、量販店で家電を購入する時、家族や友人と意見が合わない時、何かトラブルに遭遇した時など、さまざまな場面でいろいろな人と面倒な話をしなければなりません。
そこで、私が30年以上にわたり約30,000人と現場で交渉を行ってきた実務経験とノウハウを活かした交渉メソッドである「タイプ別攻略法」を使用します。利害が対立する面倒な交渉事を、交渉相手となるタイプをある程度見極める事によって、できるだけスムーズに交渉を進め、ストレスを軽減します。
Z世代は対面での話し合いや交渉が苦手と聞くことがありますが、克服することは可能ですので、ご興味がある方はぜひご連絡下さい。一緒に頑張りましょう。