法政大学キャリアデザイン学部卒。1年間、ネパールにて現地の先生として滞在。帰国後、シェアハウスを運営する会社の役員に就任し、後に代表取締役に就任。2021年退任。2022年に日本の環境系の機械を利用し、海外の環境を改善する会社を設立。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
様々な国に行き、多様な生活を見ていましたが、私が一番気になったのがゴミの問題でした。
日本はとても綺麗な国なので、海外に行くとゴミが目立ちます。現地の方はゴミの処理や分別方法を知りません。ゴミを処理する煙が人体に与える影響についても知りません。また、燃やすだけではなく、ゴミが重要な資源であるということも知りません。この美しい地球をゴミで埋めるのはどうしても自分には考えられないことでした。さらに、国で平均よりも高い山の中にゴミ山がある国もあります。
なので、私は日本の技術力を活かして、海外でゴミをエネルギーにできないかと考え、会社を立ち上げ、現在の仕事をはじめました。
-仕事へのこだわり-
私は、ネパールに1年間滞在し、人生観が変わりました。それまでは、お金のことばかりを考えており、幸せや人間関係を大切にできておりませんでした。心からの笑顔の要因となる人間関係こそが一番大切であると、ネパールの方に教わりました。私はその時からこのネパールという国、そしてお世話になった地域の方に恩返しを必ずすると自分自身に誓って生きてきました。
私が大切にしている視点は、この仕事をいつの日かネパールで生かすことができるかどうかという点です。私はこの視点をとても大切にしております。
また、考えていること、居る場所、行いたい表現、この三つが一致していないと失敗すると考えております。本当はこうしたくはないけどしている、例えば、“本当は現地へ行った方がいいけど、遠隔で行っている”など、このようなことを絶対にしないようにしております。一致していることを行うからこそ、全てがうまくいくと考えております。
-若者へのメッセージ-
人間関係を一番大切にしましょう。
どんな時も何があっても話を聞いてくれる友達をつくりましょう。
人間誰しも悩むと思いますし、自分が何者で、何がしたいのかそんなにわかる人はいないと思っています。
自分が常にチャレンジすることができ、機嫌や気分がよくなる環境、時間にお金を使っていきましょう。便利や贅沢よりも、笑顔や仲間との時間が大切です。
何を行うにも、買うにも、それを行うことや買うことで幸せになるのかどうかで考えて良いと思っています。
一度きりの人生です。やりたいことをやり、心からの笑顔でいっぱいにし、感謝の心を持って、自分に失礼のないように生きていきましょう。