慶応義塾大学経済学部卒業。学生時代はラグビーに打ち込み、チームは日本一を経験。新卒で三井信託銀行に入社し9年間勤務。その後外資系証券に転職し、3社で合計16年勤務しデリバティブやストラクチャードクレジットを手がける。48歳で退社し、投資を行なっていたが、50歳の時に友人からの依頼でフリホーレスの経営を引き受け、現在に至る。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
サラリーマンを辞めて投資及び事業を模索していた時に、外資系証券の時の後輩でフリホーレスの創業者から、オーナー社長になって欲しいと依頼され、経営をしてみたかったので引き受けました。
-仕事へのこだわり-
まず意義の整理。自分が携わっている仕事が、世の中やお客様の何を解決するために存在しているかの本質を理解し、自分がなぜそれを行いたいかを整理し、自分の役割を併せて理解することです。ここが整理されれば、自分事として能動的に成長を楽しみながら仕事に取り組むことができます。
次に実務に入ったら、事前準備(知識、見識、信頼関係構築)を継続することがプロとしてのマナーです。
さらに、常にクールヘッドを保ち、変化する状況を正しく理解することに努めます。問題点が明らかになれば、対処すべきプライオリティーと方法の解像度を高く保てます。やるべきことが決まったら、迷いなく執行します。これをチーム全員で毎日繰り返すことで高いレベルの仕事をすることが可能になります。
-若者へのメッセージ-
選択に迷ったら、自分がやりがいを感じて成長できそうな方を選ぶことを勧めます。
楽な道で安易な方を選んで成長チャンスを逃すと、成長を続ける人とのキャパの違いがでてくるので、仕事がつまらなくなるリスクがあります。
やりがいを感じられない仕事を生活のために続けることは人生の質を落としやすいと思います。短期的には忙しいのにRewardがないので損に見えるかもしれませんが、夢中で取り組めて結果的に成長できる場所に自分を置いた方が、長期でみると理にかなっていると、少なくとも自分の経験において感じます。