1951年、埼玉県熊谷市生まれ。出版社に勤める傍ら岩波講座『精神の科学』(岩波書店)全十巻、別巻1を独学で読破し、31歳からカウンセリングの臨床に取り組む。41歳で「大澤精神科学研究所」を立ち上げる。フロイトのいう素人分析家の草分け的な民間精神療法を始め、今日に至る。そして社会的立場をインテグレーター(心の統合を補助する人)とした。2003年に『心的遺伝子論』を、2008年に『運命は名前で決まる』を、2018年に『病気は心がつくる』(論創社)を上梓。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
精神分析しかできなかったからです。
-仕事へのこだわり-
日頃分析によって使っている脳は、科学と論理を数学的公式と集合やトポロジーにおいて、一つの心の原因に辿り着く、ある種のパズルを解いているようなもので、情緒も感情も右脳が作動することはありません。
これでは無味乾燥な言葉のAIの音声のように唯々、淡々とクライアントに伝えているだけのロボットになってしまいます。
故に、分析している時に、いつも一方で音楽を聴いています。
-若者へのメッセージ-
本を読め、そして辞書を愛読書にせよ。