INTERVIEW
FUKUNAGA MASARU

福永将

株式会社xCARE 代表取締役 https://www.xcare-medical.com/company-overview

略歴

内資系製薬メーカーにてMRを経験後、医療産業に特化したヘッドハンティング会社、株式会社エリメントHRCでのコンサルタント業務を経て、ディビジョンマネージャーとして医療機器事業の推進に貢献。UK本社のライフサイエンスに特化したコンサルティングファームにてエグゼクティブサーチ等様々なプロジェクトに携わり年間500名以上の医療ビジネス人材と会う。医療ビジネスの創薬から薬事申請、ローンチの上流から下流までの知見を有し様々な医療ビジネス人材や製薬/医療機器企業とリレーションを有す。その後、医療ビジネスの課題解決、イノベーションの促進を目的として株式会社xCAREを設立。

現在の仕事についた経緯は?

元来医療産業、特にベンチャーの支援を行うことで医療系プロダクトの卵が表にでる仕組みづくりをしたいと考えておりました。特に開発から上市にかけてのフェーズの適切な人材の配置や活用方法に課題を感じておりましたので、自身の「医療業界」「人材業界」2つの経験を活かしたアプローチを行うことで課題解決につなげたいという想いから起業し代表に就任しました。

仕事へのこだわり

「達成志向を強くもつ」「人に社会に常に誠実に」ということです。高い目標も常に言語化し周囲に伝えることで自分自身のプレッシャーをかけ必達に向けて本気で考えアクションを行うということが大事だと考えます。
まず目標の立て方も現実的に実現可能な中で届きそうで届かない目標設定をすること、その目標を日々忘れず徹底的に達成までのプロセスを日々日々アップデートしていくこと、日々のスケジュールに具体的な達成の為の行動を落としこむということを常に行って参りました。特に営業の経験が長かった私は数字というわかりやすい評価を得ることができたのでこの考え方はフィットしたと思います。起業してからも同様に「どのような目標設定をするのか」「目標に対してしっかりコミットしているか」「コミットまでに道のりを具体的に」を意識しております。
ここまでは目標達成の為に貪欲な姿勢を示す内容を申し上げましたが、ここでもう一つ重要になるのが「人に社会に常に誠実に」というこどです。数字や成果だけを追うのではなくその中に誠実さや社会貢献という内容が伴わないと全く意味がないとも考えております。もちろん両方を追うことは簡単ではないのですし、時に色々な考え方同士でぶつかることもありますが、自分なりの哲学を持ち、哲学に則って行動することが大事だと思います。両方を追うことで真の意味で世の中にとって必要な存在と認められると考えております。

若者へのメッセージ

私自身今年30歳になったばかりとまだまだ自分自身若輩者と感じておりますが、その上でお伝えするとすると、「苦労や努力から逃げない」「何でもいいので目標を持つ」ということです。
若いうちは苦労は買ってでもしなさい、という言葉が昔からありますが、どんなことでも苦労や努力なくしてその先の未来はないと思います。量より質というより、まずは質より量という気持ちでどんなことでも量的な努力を惜しまず実施すると次のステップがおのずと見えてくると思います。そして大事なのが「苦労や努力から逃げない」ためにはやはり「目標をもつ」ということです。なんでもよいので目標を持ち、言語化することで目標を自分の中でリアルなものとし、その目標の為に必要な努力を考えてみてください。その目標が叶うかどうかはわかりませんが、そのプロセスを経た人はきっと素晴らしい大人(社会人)になると考えております。