防衛大学理工学部卒。航空自衛隊に入隊、航空機操縦を約2年経験後、防衛装備品調達関連業務に従事。退官後、高圧ガスプラントのメンテナンス会社に入社、常務として経営に携わる。その後独立。ビジネスは心理戦である、という思いから大学にて心理学を履修。かつて在籍した会社の業務と1億円以上の借金を引き継ぐ。現在はその借金をゼロにして、無借金経営を実現。その実績を使って心理学をベースにしたプロモーターとしての事業を展開中。
略歴
-現在の仕事についた経緯-
常務として入った会社で社長と喧嘩別れした後、セラピストとして起業しましたがうまくいきませんでした。
そこで売上を上げるためにプロモーション会社のお手伝いをしたところ、マーケティング、特に一気に商品を売り上げるプロモーションが面白くなりました。
前職の会社の社長の死亡によりその業務を借金とともに引き継ぎましたが、借金をゼロにして無借金経営にすることができました。
そのプロモーションの技術をビジネスがうまくいかず困っている人に役立てたいと思い、現在の仕事に就いています。
-仕事へのこだわり-
サービスや商品を提供して何かしらの成果を渡すことがビジネスですが、多くの場合、なかなか受け取ってくれる人が現れず、どれだけ良いものでもその価値を理解してもらえることは少ないです。
自分のサービスや商品を購入してもらうには、相手にそれを欲しいと思ってもらうことが重要です。
だから、ビジネスは心理戦なのです。
心理学を利用して相手に好意を持ってもらい、少しでも自分の商品・サービスに共感していただき、「欲しい」と思ってもらえるようにすることを考えてきました。
提供するものが最高であるのは当然で、その最高の価値をどう伝えるのかということに注力し、現在にたどり着いたのだと思います。
-若者へのメッセージ-
自分の価値観を大切にして、その価値観に合わせてやりたいことをベースに、得意な分野で活躍するのがいいと思います。
人生は短いので余計なことをしていると本当にしたいことができなくなります。それは、とてももったいないのではないでしょうか。
小学生が夜通しゲームで遊んでも疲れないように、どんなに苦しいことがあっても自分が好きなことであれば乗り越えることができます。どれだけ借金があってもゼロにすることができるし、思うように売上を得られなくても正しい方法で取り組めばいずれ売れるようになります。
やりたくないことだと、苦しみしか生まれませんが、やりたいことなら時間を忘れて真剣に楽しく取り組めるので、自然と結果にたどり着くはずです。
一度きりの人生、楽しむのも苦しむのも自分の選択次第ですから、後悔しない選択をすればよいのではないかと思います。